“角界のロボコップ”の愛称で親しまれた元・高見盛関の振分親方（37）が17日、東京・墨田区役所で6月23日に投開票となる東京都議会議員選挙の期日前投票を行った。
約50人の報道陣が集まり、熱気のあるなか笑顔で投票を済ませた振分親方。そんな状況だったため、「緊張しますね。カメラとかで映されてやるもんじゃない。これだけのカメラが集まるとビビります」と、苦笑いを浮かべる。
今年1月に角界から引退してから、だいぶと親方業に忙しいようで、「この時期に選挙とかそれどころじゃないというのが本音なところなんです。でも、少しは時間があるときにいこうと思いますね。こういうのも大事のことだと思ってますから」と、本音と建前を交えながら語った。
親方の仕事については、「まだまだです。親方としての仕事として、大事なのは新弟子を探すことだと思っていますから」と前を向く。そこに、報道陣から、政界進出を問われ「それどころではないです。無理ですね」と話すことも。
続けて、報道陣から「おかみさん探しは？」と、問われると、「さらにそれどころではないです」と、苦笑いで、「まずは自分の仕事を1つ1つしっかりやって盛り上げて行きたいです」と、今後の目標を語っていた。
また、東京都議会議員選挙CMではダンスも披露しているが、「ちょっとおもしろいかなと。付け焼刃みたいなもんですけど、なんとかなりました」と、笑みを見せる振分親方。女優・剛力彩芽（20）と同じ画面に映っていることに「ちょっと恥ずかしいですね」という振分親方だが、「時間が合わなくて合成でした」と、暴露し報道陣の笑いを誘う一幕もあった。
今回の選挙へは「少しは真面目に働いている人たちが報われる社会になったらいいですね」と期待を寄せる振分親方は、「今の自分みたいに忙しい人でも投票できます。期日前投票よろしくお願いいたします」と、しっかりPRした。
