女優の杉本有美(24)が2日、都内の福家書店 新宿サブナード店で最新写真集『Ciel/Mer』(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。
先月10日に、腎臓が炎症を起こす病気『急性腎盂(じんう)腎炎』にかかり約2週間の自宅療養を行っていた杉本。既に病気は完治し、この日が仕事始めということで「病気になってご迷惑をおかけしました。ファンの方々に心配をおかけしたので元気な姿を見せたいです」とあいさつ。病気について「『アニー』という舞台の千秋楽が終わって、打ち上げの席で体調をくずし病院で診断してもらいました。初めて聞いた病気だったのでビックリ。お手洗い以外はベットから出ないように言われたのでひたすら安静にしてました」と語った。
女性に多い病気ということだったが「舞台中は規則正しい生活をしていたんですけど、長い舞台だったので緊張の糸が解けたのかも」としみじみ振り返り、「(千秋楽の)2、3日前から違和感があって、打ち上げで尋常じゃない震え。激痛でまっすぐ歩けない。歩くのもつらかったです」と明かした。
ほとんどの時間をベットで過ごし「ずっとお母さんが看病してくれました。再発する病気だったので1週間ごとに検査してました」と語る杉本。報道陣から「今は大丈夫?」と聞かれると「全然元気です!」と笑顔で報告。「大好きなお酒は控えているんですけど、(そろそろ)一杯ぐらいだったらいいかな」と微笑んだ。
セルフプロデュースした写真集については「タイと東京のスタジオで撮影したんですけど、どういう衣装でどういうライティングで…と作っていった作品」ということ。セクシーなカットも多く「綺麗な体の残したかった。スタジオでモノクロで撮影したんですが、表現力がすごく必要。女優としての勝負でした」と話した。
報道陣から「支えになってくれる男性は?」と聞かれると「病気中だったので…」と苦笑いしながら「いないですね」とキッパリ。「ご心配をおかけして本当にすいませんでした。素敵なお芝居をかえせるようにがんばりたいです」と意気込みを語った。また、記者から「痛かった場所はどのへんですか?」と聞かれると写真集のポスターを指差しながら「このへんでした」と笑いを誘っていた。
『Ciel/Mer』は好評発売中。