4月9日にひき逃げ被害に遭った『アリス十番』の森カノン(23)が3日、都内・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた公演で、約1ヶ月ぶりとなるステージ復帰を果たした。
カノンは4月9日の正午ぐらいに東京都世田谷区の狭い十字路で、シルバーの乗用車から腰の左側をはねられ、道路に腰を強打。乗用車は止まる素振りもなく、そのまま走り去ってしまい、カノンは全治3～4週間の打撲と診断されていた。
『アリス十番』や新しく結成したばかりの『街角景気☆JAPAN↑』などのライブ活動を休止していたカノンが、『アリス十番』として約1ヶ月ぶりにステージに立つと、デストロイヤー(『アリス十番』のファン)たちから「おかえり～！」の声が。会場は青いサイリウムが輝き、カノンに復帰祝いの花束が贈られる。カノンは以前と変わらない激しいヘドバン、ダンスを披露し、この日は昼公演に加え無料の部、外部イベント、夜公演と1日4公演を行った。
ライブ活動は自粛していたものの、自身がMCを務めるラジオ番組『アリス十番のDEATHTROY☆NIGHT』(NACK5、月曜・深夜1時40分～)や、物販やファンとのチェキ撮影などには参加していたカノン。「ライブに出ないのに、握手会やグッズ販売のために劇場に来てくれて、『待っているよ』と声を掛けてくれたファンの皆さんには感謝です。『アリス十番』のメンバーも『早く帰っておいでよ』と言ってくれた」と、自身がファンやメンバーから支えられていることを再確認していた。
そして、「11日に新曲披露が予定されているので、なんとしても早く復帰したかった。腰はもう大丈夫です」と、腰の全快をアピールし、「ケガなんてしてる場合じゃないので、もっと一日を大切に過ごしたい。ケガなく、健康に元気モリモリに過ごしたいと思います」と、前向きに語った。
