お笑いタレント・劇団ひとり（36）が18日、東京・渋谷公会堂で映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』（監督：佐久間宣行／配給：東宝映像事業部）映画化会見にお笑いコンビ『おぎやはぎ』の小木博明（41）、矢作兼（41）と『バナナマン』の設楽統（39）、日村勇紀（40）とともに登場した。
土曜深夜に放送されているバラエティー番組『ゴッドタン』（テレビ東京系）の人気企画『キス我慢選手権』がなんと映画化。元々はセクシーな美女に誘惑された芸人たちがアドリブ芝居をしながら、キスを我慢するという主旨のもの。
本作ではそれが何も知らされていないひとりは、かつて製薬会社の社長令嬢・つかさを愛したがゆえに、世界に破滅を及ぼす事件に巻き込まれ、記憶を失った殺し屋の主人公・川島省吾という設定の男を演じ、24時間の間に次々と襲いかかるストーリーと役者らの誘惑などをオールアドリブで切り抜けていく。主題歌はサンボマスターが楽曲『孤独とランデブー』を提供する。
この企画を聞いたときの率直な感想として、小木は、「はっ！？何考えてるのって。視聴率をとってる番組でやるもんですよ」と、現実的な意見から始まったそう。何も知らされないまま主演することになったひとりは、「非常にスケールとアドリブのある現場でした。爆破とかあるんですけど、芝居している床の下にあるとは思わなかった。普通の映画ではありえないようなことがありました」と、しみじみ。
そのひとりが奮闘する様子をモニター越しに観ていたという『おぎやはぎ』と『バナナマン』に感想を求めると、小木は、「映画だということでプレッシャーを感じた。いつも以上に（ひとりに）頑張ってくれと思いましたね」と、応援していたのだとか。
矢作は、「名台詞が多くて、どのシーンがよかったか教えてくれと言われて思い出せなかった。どのシーン1つも出なかったくらい良い芝居でした」と、笑いながら見どころを語ると、設楽は、「天才ですよね。この方法で映画撮った人はいないですよね。ぶっつけ本番ですかね。光ってましたね」と、ひとりを絶賛！
日村も、「どういう状況なんだとか瞬時に理解して返していくというのがすごい。本当にセリフを持っているんですよね。劇団ひとりは後輩だけどあこがれます。カッコイイ！」と、相槌を打った。
また、本作には『キス我慢』ファミリーとなった竹内力、京本政樹、渡辺いっけい、武蔵らも出演。このなかでひとりは竹内にだけは驚かなかったそうで、「竹内さんは収録の1周間前に『今度映画でお世話になります』と聞いていたので、たぶん出てくるんだろうなと予想がつきました」と、エピソードを明かし報道陣の笑いを誘うことも。
今後もし続編もあるとしたら、ひとりは、「もちろん挑戦したい。これが当たったら次があると言われました」と、アドリブが多い企画だったが楽しめたようで、「僕としては相当いいセリフを言ったつもりです。どのセリフが良かったかをツイッターで教えてくれると嬉しいです」と、感想を求めていた。
映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』は6月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー！
