
アイドルグループ『アイドリング!!!』が13日、東京・Zepp Tokyoで「アイドリング!!!西へ東へミステリーツァーング!!!」の夜公演を行い、ライブ中に、アイドリング!!!新メンバー募集」することが発表された。
また、4月19日に19歳の誕生日を迎えるアイドリング26号の“オジー”こと尾島知佳に、ファンからサプライズで、会場全体を緑光一色に染める粋な演出と手作りの垂れ幕で祝福され号泣した。
壇上に上げたお客さんが、控え室で「ラフくん」と入れ替わて、「ミステリー」が発表されるという、昼の部で“ルーリー”こと横山ルリカ(21)のソロデビュー決定が発表された時とほぼ同じシチュエーション(ルーリーの時は、お客さんの頭からスッポリと布を被され、それを取ると「ミステリーカード」を口に加えていた)と、身構えるメンバーたち。
「ラフくんの耳の後ろ」に張り付いていた「ミステリーカード」の中身をチラリとみた“まいぷる”こと遠藤舞(24)は、重々しい口調で、「なんと、なんとぉ~、アイドリングは(ちょっと間を置き)新メンバー募集します」というと、メンバーからは歓声とも悲鳴とも取れないリアクションが。
ザワつくメンバーの頭上からBOOWYさんの『Marionette~マリオネット~』のテーマに乗ってフジテレビアナウンサーの森本さやかが登場し、進行する。

まいぷるは、「一番ビックリしたの5期のみなさんですよね。レイアちゃん(アイドリング30号の清久レイア・13)大丈夫?先輩になるけど」と聞くと、「ビックリした」とひと言返すのがやっと。
“カレン”こと石田佳蓮(16)は、「いまでもあんまりしゃべってないんで、やばいですよ」と、危機感を口にする。“らむたん”こと玉川来夢(15)は、テンパったためか、「メイクルームで森本さんに無視されました」と、本人としては、「このことを知ってたからわざと接触しなかったんでしょう?」と、言いたいようだが、趣旨が伝わらなかったようだ。
続いて、森本アナから募集要項が発表される。「まずは女子!ですから朝日(奈央)さんのような人は入れません」と、笑いを取る。すると、朝日は、「こんな指さされたことないですから」と、そこに反応する。
さらに、「4月13日、今日現在で13歳から20歳までの女性」というと、「うそでしょう?」と、メンバーが大興奮。アイドリング16号の“あみみ”こと菊地亜美(22)は、「20歳までとなると話は別です。5期までは、可愛い可愛いと育ててきたじゃない・・・」というと、「あみちゃん、育てないつもりだな」と、メンバーからツッコミが入る。あみみは、「そんなことない。カワイイけど、出る杭は打っとかなきゃいけないから」と、さすが“お笑い担当”な切り返し。
芸能人も一般の方も関係なく募集するということで、森本は、「いきなりセンター取られるかも」「しゃべりがうまい子入ってきたら、あみみ黙っちゃうかも」と、煽ると、あみみは、「その上を行く自信ある」と、事も無げに言う。
そこから2曲後の、『Iのスタンダート』の途中でさらに、メンバーも知らされていないサプライズが!会場を色とりどりに染めていたサイリュウムの光が一斉に緑に変わり、会場を緑光の波が揺れる。
歌い終わるやいなや、「すごーい。キレイ」「オジー。びっくりしたー」「オジー、うれしいよね」と、メンバーが口々にいうと、涙声のオジーは、言葉にならない。最前列に掲げられた手作りの垂れ幕がステージに上げられ、会場全体にお披露目される。

そして、オジーから、「みなさん、誕生日4月19日で19歳になるんですけど、こんな大きなステージで祝ってもらえて嬉しいです」と、感謝の言葉を。まいぷるも、「まさかの逆ミステリー。サプライズです」と、興奮気味。
“とんちゃん”こと外岡えりか(21)が、「緑の光の中で歌います『Like a Shooting Star』」というと、「オジーも嬉しいけど、私たちも嬉しい。なんか、すごくいい気分の中で歌える」と、メンバーたちも興奮気味。
ラストナンバー「Like a Shooting Star」終了後、もういちど、オジーが、「本当に感謝の気持でいっぱいです。今年も頑張ります。よろしくお願いします」というと、ステージから一端、下がる際にも、「素敵なミステリーをありがとう」「ロマンチストばっかりやなぁ。きれいやなぁ」と、口々に感動の言葉を述べる。
そして、緑一色の緑光のサイリウムが揺れる中、「アンコール」ならぬ、「お・じ・ま」コールが続く。アンコール4曲を歌い終え、メンバーが下がる。それでも、まだまだ終わらない。メンバーの影ナレによる、「すべてのプログラムを終了いたしました。ありがとうございました」というも、「お・じ・ま」コールが続く。さらに、主催したファンの人が、会場に響き渡る大きな声で、「今日は、みなさん、ご協力ありがとうございました」と、協力してくれたファンに感謝し、会場が温かい拍手で包まれる。
すると、「みなさーん、これで終わりだと思うでしょう。そんなことはない。ことはない・・・」と、急きょ、と思える継ぎ足しのナレーションが入り、ステージにオジーが再登場。

「みなさん、本当に今日は来てくださってありがとうございました。そして『Iのスタンダード』のときに、ファンの皆さんが緑の光の海包まれて歌えたことを非常に嬉しく思っております。19歳になったらですね、大学は落ちました、はい」というと、会場からはヒューヒューという歓声!
これに、「あまり喜ぶところじゃないんですけど、20歳まであと1年というところで、10代を思う存分楽しみたいと思います。今日は本当にありがとうございました」と、最後は笑顔であいさつ。
影ナレは、「みなさん、これでホンマに終わりでっせ。気をつけて帰ってくださいね」と、会場のライトが全灯して、本当に終了。
オジーの誕生日をサプライズで祝福するファン。そのファンの気持に応えて、緊急でカーテンコールをするアイドリング!!!メンバーと運営サイド。一体感にあふれたステージだった。
一方、ライブ終了後、フジテレビの総合プロデューサーとメンバーを代表して、リーダーのまいぷるから、新人オーディションについてのコメントが。
総合プロデューサーの門澤清太氏は、「20歳まで広げて募集するのは2期生以来。アイドリング!!!が、さらにもうひとつステージを押し上げる即戦力。新しい夢を見させてくれるような人を幅広く募集したい。決して、20歳、13歳を獲るということではない。新しい夢が広がっていくこと。プロアマ問わず。いろんなところからオーディション受けに来てほしい。5期、4期、3期生はうかうかしていられない。2期、1期もですけれど。という気持ちになって、また頑張ってもらえればいいなぁと思っています」と、趣旨を説明。
まいぷるは、「新メンバーを募集することを、さっきステージ上で読み上げて知ったんですけど、非常にビックリしました。でも、一番ビックリしたのが5期生だと思うんですけど。13歳なのに、もしかしたら、20歳の後輩が入ってくる。もし、そういう状況が起こったら、どうなるのか。それなら、関係性が変わって面白いアイドリングになると期待に胸が膨らんでいる。どんな子がオーディションでくるかわからない。年齢も幅広がっているプロアマ問わない。一芸を持って挑んでくる子もいると思う。オーディション見たことないから見たい。書類とかも覗いてみたい。今から楽しみです」と、リーダーとしての期待感を口にした。
最終審査は6月、7月の2ヶ月かけて、なるべく大きなイベントで発表されるということで、「早くに決まるということで、大型新人が入って来た時に抜かされないように、短い期間ですが、スキルアップしていきたい」と、各々の自覚と奮起を促した。
「新メンバー募集」詳細は公式サイト(https://idoling.fujitv.co.jp/news/20130413000418)を参照のこと。募集の締め切りは、5月31日(消印有効)。
同ライブは、5月3日には、名古屋のZepp Nambaで昼公演:12時開場、午後1時開演、夜公演:午後5時開場、午後6時開演の2回公演が行われる。
また、追加公演として6月1日には、東京のZepp DiverCityで昼夜2回公演が行われる。
詳細は公式サイト(https://idoling.fujitv.co.jp/)




















