お笑いタレント・間寛平(63)が6日、都内・お台場のダイバーシティ東京プラザフェスティバル広場で行われたアメリカンホーム保険会社日本一周駅伝プロジェクト『みんなのMAEMUKI駅伝2013』スタートイベントにタレント・東ちづる(52)、ロックバンド『SOPHIA』のキーボード・都啓一(41)と歌手の久宝留理子(43)夫妻らとともに出席した。
アメリカンホーム保険株式会社は、昨年実施した『みんなのMAEMUKI駅伝』のゴール後、「また来年も実施してほしい」という多数の声を受け、総走行距離・参加人数を拡大して、今年も『みんなのMAEMUKI駅伝』を実施。病気やケガ、災害などの困難に負けず、前向きに生きるすべての人を対象に駅伝を開催する。
この日は雨が心配されたが、なんとか天気も持ちこたえる中、まずは鹿児島からやってきた女の子とおじさんのユニット『アメリwithタマリ』がオープニングアクトを務め、「アメ・ハレ・チュチュ」を歌った。
続いて、昨年プロサッカー選手を引退した“ゴン”こと中山雅史氏(45)も「まえ向き代表」として駆けつけ、「前向きに生きることは難しいけど、そういうことを体現することができれば、いろんな人に思いが伝わるのでは」と、観客へメッセージを。現役時代は持ち前の明るさで人気者だった中山氏は、そのエネルギーの源について、「暗く沈んで生きていても楽しくないし、インに入るよりオープンにいければいいと思っている。なかなかそういう思いに至れないときもあるけど、振り切って、前向きでいくしかない」と語った。
7日よりスタートするラジオ番組「アメリカンホーム・ダイレクト『MAEMUKISM』」(TOKYO FMはじめJFN38局ネット、日曜・正午～)のパーソナリティーを務めることもアナウンスされ、「中山雅史とつながってくださいという番組。皆さんをやすらげさせないように、心を高ぶらせるような番組にしていけたら」と、熱いコメントを寄せた。また、中山氏自身も「まだ言いませんけど、いつか走りますよ！」と、駅伝を走る予定とのこと。
そして、駅伝プロジェクトのTVCMキャラクターの間、東と都・久宝夫妻が、お揃いのピンクのTシャツで登場。都が作曲、久宝が作詞した駅伝プロジェクトの応援ソング「明日へ」を、久宝がボーカル、都がキーボードを務め、披露した。
一昨年、ろ胞性リンパ腫を乗り越え、昨年に自ら応募して駅伝プロジェクトに参加したという都は、「僕自身も病気に侵されて、周りの人に助けられたのえ、そういう気持ちを込めて作りました」、久宝は「夫である彼ががんになって、やりやいことをいまやろうと思って、詞を書きました」と、それぞれ感慨深く同曲に込めた思いを明かすと、がん闘病の経験がある寛平も「いい詞やね～！」と、ベタ褒め。
昨年の駅伝プロジェクトで、真夏に新潟を走った都は、「暑かったけど、励ましの言葉をいただきました。走る勇気になりました」と感激したようで、今年も「ツアーの合間をぬって走りたい」と約束。妻の久宝は「病気してから初のマラソンで心配だったけど、走ることによって免疫がつくかなと思って、ドキドキしながら応援していました」と見守っていたようで、「私は長距離が苦手なので、応援に回りたい」と、走ることは拒否したが、都が「走らせます！」とコメントした。
昨年、駅伝を走った寛平は、「ホンマ素晴らしいことやと思いましたよ。タスキを渡していくから、アースマラソンとは違う。汗がしみ込んだタスキをつないでいくのはいいですね」と、振り返る。
地元・広島を走る予定という東は「見知らぬ人から見知らぬ人にタスキを渡すのは、どんな経験なんだろう」と不安をのぞかせながらも、「困難を乗り越えようとしていない人はいないから、参加資格は全員にあるんじゃないかな」と、呼びかけた。
最後に、寛平は「ゼンシン(前心)ですね。前向きな心を持って、やっていかなあかんと思う」として、自身のギャグ「アメマ」ではなく、イベントにちなんで「ア～～～メホ～～～！」と絶叫して、報道陣を笑わせた。
イベントでは、福田浩子さん(32)が第1走者としてスタート。初日の6日は有楽町や神宮球場など都内各所を走行し、後楽園までのコースを5人のランナーがつなぐ予定。その後は、南日本へ向けて駅伝がほぼ毎日開催され、10月17日(予定)のゴールを目指し、日本縦断総走行距離約8000kmの駅伝が続く。
