“かわいすぎる中国語講師”段文凝(だんぶんぎょう、年齢非公表)が30日、都内でDVD『段文凝 私的探求旅日記』(ポニーキャニオン)の発売記念イベント『ナイショの中国語講座』前に囲み取材を行った。
NHK・Eテレの『テレビで中国語』(火曜・午後10時~)にレギュラー出演中で、そのキュートなルックスで注目を集めている段が、3月1日に1stイメージDVDを発売。初の水着姿やメイド服などを披露しており、同DVDを購入したファン150人を対象にイベントを開催した。
9月上旬、沖縄で撮影された同DVDについて、段は「初めての沖縄でメッチャ楽しかったです。景色や海もキレイで、食べ物も美味しかった」と笑顔でコメント。メイド服、セーラー服などのコスプレにも挑戦しており、「元々コスプレが好きで、NHKの番組でも『エヴァンゲリオン』のアスカの格好をした。アニメが大好きで、よく秋葉原に行きます」と、アキバ系の顔をのぞかせる。
イベントを前に、「皆さんの感想にドキドキしている」と緊張した表情を見せたが、「皆さんに違うメッセージを書きたい」と、ファンひとり一人に直筆の中国語メッセージを送り、マンツーマンでメッセージの意味を教えることを告知した。
中国天津出身の段は、地元のテレビ局でアナウンサーとして活動後、09年5月に来日。現在、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコースに在学しており、仕事と学業の両立にも「頑張ります」と、頼もしい発言。時折日本語に詰まる場面もあり、「日本語難しいです…」とこぼしたが、「日本では、ゴミの分け方はいまだに苦労していますが、食べ物とか生活はだいたい慣れました。お寿司とかラーメンが好きです」と明かした。
だが、中国天津では、日本でおなじみの天津飯や天津甘栗は存在しないといい、これには報道陣もびっくり。段は「うそじゃないよ! なぜ天津飯がないか? わかりません! 私も知りたいです。中華料理屋に入ったとき、私もびっくりした。天津甘栗も名物じゃない。天津は港町で、そこから日本に渡ってくるからそうなったんじゃないかな」と解説し、「天津は肉饅頭が名物です」とアピールした。
報道陣に「日本人の男性はどうですか?」と聞かれ、「みんな本当に優しい。日本語は曖昧だから、言葉がわからないですね」と好感触ながらも、微妙な言葉のニュアンスの問題があるよう。男性のタイプについては、「言葉や国籍じゃなくて、心の通じ合いが大切。優しい人、信用できる、理解できる人」としたが、いまから1年掛けて卒業論文に励むとのことで、「忙しいので、(好きな人は)いないです」と、恋愛どころじゃないようだ。
今後は「機会があればいろんなことにチャレンジしたい」とし、天津時代にグルメレポーターもやっていたとのことで、「グルメとか旅行とかいろんなことを紹介したい」と目標を。さらに「私が中国語を教えて、日中の架け橋になりたい。いま日中で誤解とかあるけど、お互い理解できるように頑張りたい」と宣言した。
なお、段は現在放送中のマツモトキヨシのCMにも出演中。