人気アイドルグループ『AKB48』の元メンバーで、タレントの“ゆったん”こと増田有華(21)が28日、都内で行われたシューズブランドのファッションショー「ccilu collection 2013」に登場した。
増田は赤い水着の上から同ブランドシューズの特徴であるドット柄が入った真っ白なロングTシャツを合わせランウェイ。単独でランウェイを歩いたのは初めてという増田は、「出る前は緊張していなかったのですが、ステージに立ったら緊張した」という。
それでも、「ステージに出る前に、モデルの皆さんから『増田さん、笑顔です!』って言われたので笑顔でできたと思います。グラビア撮影などでポージングは得意だったんですけど、靴をアピールするポージングを今までしたことがなかったので、勉強になりました」と感想を語った。
6月8日に開票イベントが行われる「第5回AKB48選抜総選挙」は、今年から立候補制を導入し、過去にAKB48グループに4年以上在籍した卒業メンバーも参加できることになった。増田は、その資格を有しているが、「昨日、ツイッターでもつぶやいたのですが、初めて聞いたときは『めちゃめちゃ楽しそう。すごい興味あるな』と思ったんです。でも、私は自分でけじめをつけるためにAKB48を辞めるという方針を取りました。今はまだ辞めてから日も浅いですし、みんなの信頼を取り戻す期間でもあるので、ソロで頑張りたいと思います」と、ISSAとのお泊まり愛が報じられたことによる「ケジメの卒業」だったため、時期尚早と自己判断したようだ。
しかし、「初めて聞いたときは、正直、すごいワクワクしましたし、AKB48のステージにもう1度立ってみたいと思った。私ももう一度あのステージに立ち、あの緊張感を味わってみたいと思いました。でも、今の自分の状況を考えるとこの決断が1番正しいかなと思います」と、揺れる胸中を率直に吐露した。
今後について増田は、「もしこのような機会がまたあるならば、AKB48が大好きなので、参加権がある限り(立候補)したいと考えています」と、将来には含みをもたせた。
同い年で高校の同級生だった前田敦子(21)も辞退したことを知らされると増田は、「ウソー!敦子が出るか出ないかは私も楽しみにしていたのに…仕事ならしかたないですけど、敦子も意思が強い子なので。これからも敦子の個人的な活動を応援していきます」と、笑顔で語った。
一方、元SDN48の野呂佳代(29)や元SDN48で『渡り廊下走り隊7』の暫定メンバーである“CinDy”こと浦野一美(27)が参加を表明したことについては、「あの2人は絶対出ると思っていた。そこら辺の“バラエティー班”の面白い動きも見たいので、選抜総選挙、もし私も見に行けたら行きたいです」と、スケジュールが合えば、来場して生で観たいと思いを語った。
同ブランドは、オリジナルの合成樹脂を使用した日本発のアクティブ系シューズブランド。11年に日本での発売を開始して以来、取扱店は昨年、400店に達した。今年は、700店にまで増加予定で、さらに4月からは世界40カ国で販売を開始する。