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堀潤アナNHKを退職 原発映画上映企画するも認められず

 NHKのニュース番組『ニュースウォッチ9』のリポーター、『Bizスポ』の総合司会などを務めた堀潤アナウンサー(35)が、同局を退職することが19日、わかった。

 掘アナは昨年6月から米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)に留学し、東京電力福島第1原発事故などを題材にしたドキュメンタリー映画『変身』を制作し、話題に。米国で同映画の市民向け上映会を企画していたが、NHKは「留学の成果を大学外部で上映することは留学の目的から逸脱しており、認められない」として、これを認めなかった。

 20日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、NHKによると、堀アナは18日に退職届を提出し、退職は4月1日付。本人は「一身上の都合」とし、「NHKを離れて、インターネットを使った次世代の情報発信の方法を確立したい」などと説明していたという。

 堀アナは自身のツイッターで、「4月から新しい発信を目指します。NHKを離れても、公共メディア人でありたいと思っています」とツイート。4月から担当する予定だった『きょうの料理』と『女神ビジュアル』は、代役を立てるとのこと。

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