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夏菜、バトン「渡したくな~い」!能年玲奈、「鉛のバトンが重くのしかかっているよう」

夏菜、バトン「渡したくな~い」!能年玲奈、「鉛のバトンが重くのしかかっているよう」
ヒロインのバトンタッチをした能年玲奈(左)と夏菜(右)

 女優・夏菜(23)と能年玲奈(19)が19日、東京・NHK放送センター内スタジオで、朝の連続テレビ小説“ヒロイン・バトンタッチ”セレモニーに出席し、花束の贈呈とそれぞれ舞台となった地域ゆかりの品をプレゼント交換し、慰労の言葉とエールの交換をした。

 3月30日に最終回を迎える『純と愛』ヒロイン・夏菜から、4月1日放送開始の『あまちゃん』ヒロイン・能年玲奈へ、恒例のバトンタッチ会見。お互いに花束を贈呈しあい、夏菜からは、沖縄特産の「島ぞうり」と「シーサーの置物」が、能年からは「ウニ」と「琥珀のネックレス」がそれぞれプレゼントされた。

 グリーンと黒のワンピースで登場した夏菜は、能年に花束を渡した後、「さっきお話を聞いたら、『楽しいです』と言っていたので、このまま楽しんで最後まで突っ走って頑張ってください」と、エール。

 しかし、2月22日にクランクアップし、『純と愛』の公式行事は、これが最後とあって、「でも、バトン渡したくなぁ~い。このまま。本当は渡したくないけど、でも頑張ってください」と、笑顔で本音も。

ホワホワしていて、お菓子で言うと綿あめ
『あまちゃん』のヒロイン・能年

 海女さんの格好をして登場した能年は夏菜に花束を渡した後、「先程は花束ありがとうございました。いま、まだまだ続いてて、長い撮影だなぁと実感しています。先程、花束を受け取った時も、鉛のバトンが重くのしかかっているような気がして、すごく実感しました。お疲れ様でした。続いて、がんばりますので、よろしくお願いします」と、重さを実感していた。

 夏菜が能年に渡した「島ぞうり」には、右足に「RENA」と名前が彫られ、左足には「(能年が)ヒゲが好きと聞いたので、ヒゲ」が彫ってある、世界にたった一つしかないもの。「シーサー」は守り神で、「私も撮影現場に置いて、『純と愛』の撮影が無事に終えられたのも、シーサーのお陰だなと思っているので、ぜひ、『あまちゃん』の現場に隅のほうで置いといて下さい」とお願いした。

 能年は、「名前とヒゲがついているの感動しました。シーサーも、いかついイメージだったのに、こんなに可愛いくて、ありがとうございます」と、感謝。

ホワホワしていて、お菓子で言うと綿あめ
夏菜の美味しい顔!

 その能年は、岩手県久慈市で採れた「ウニ」を割る実演。さすが、手馴れた感じで簡単に割り、夏菜にプレゼント。「まだ、海の香がします。本当の生うにを割って、綺麗な形で食べるの始めてなんですけど、全然、臭くなくて嬉しい」と、味見をした夏菜は瞳を大きく見開いて感動。

 ウニは食べたらなくなってしまうということで、記念に残るものとして「琥珀のネックレス」を渡すと、「つけてもらってもいい?」と、夏菜が気さくに能年にお願いする。カメラマンへのサービスショットをさらりと作り出すあたり、さすが心得たもの。

 夏菜は、「うにはなくなっちゃうので、(琥珀のネックレスを)家宝にします。8500万年前(の葉っぱが入っている)、想像できないですね。これを大切にしたら、また、いつか、私が死んでもずっずっとそのさきのひとにうけついで、ずっずっと持っててもらいたいです」と、感謝した。

 それぞれの印象について、夏菜は、「とってもホワホワしていて、お菓子で言うと綿あめっぽいです。食べると溶けちゃいそうな優しさ、可愛らしさがある。でも、芯の持っている部分は強いんだろうなぁと感じました。子犬っぽいですね」と、語る。

 能年は、「パワーをすごく分けてもらったような気がして、お姉ぇさんていう感じで、カッコイイなぁと思いました」と、恐縮しながら語った。

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「バトン渡したくな~い」と夏菜

 また、夏菜は、半年前にバトンを受けた時の思いについて、「半年前、毎日、撮影で、ずっとスタジオの中で閉じ込められて演っているような状態だったので、堀北さんに『毎日、辛くて』っていう質問をしたら、『始まれば終わる』って言葉をいただいたんですけど、本当にそうだなぁと思いました。この瞬間が来るなんて想像もしていなかったし、今日で本当に終わりなので、実感わいて寂しい思い」と、感慨深げ。

 いま、どんな気持ちで能年にバトンを渡したか問われると、「これから放送が始まると思うので、いろんないけんがはいってくるとおもうんですけど、そういうのに負けないで、しっかり楽しんで頑張って貰いたいなという思い出バトンを渡しました」と、エールを送った。

 能年は、「一番つらかったことと楽しかったこと」を夏菜に聞くと、夏菜は、「つらかったことは、(脚本の)湯川さんに怒られている時が一番つらいなぁと思った瞬間。楽しかったことは、毎日みんなで一緒にいると、イベント事がたくさんあって、クリスマスやハロウィンパーティーをした。パーティー事が印象に残ってます」と、気分転換になったことを思い出していた。

 能年は、「いいですねぇ。皆さんの誕生日が集結してて、ケーキをいっぱい食べました。餅つきもやりました」と、いうと、夏菜は、「そういうイベント事をいっぱい作って下さい」と、薦めた。

 4月1日よりNHK総合で放送される『あまちゃん』(月~土、午前8時~)は、“クドカン”こと宮藤官九郎が脚本、大友良英が音楽、さらには鉄拳がパラパラマンガを担当。東京で育った高校2年生の天野アキ(能年)は、母・春子(小泉今日子)に連れられ、母の地元である岩手県北三陸を初めて訪れる。そこでアキは、颯爽と海に潜る海女の祖母・夏(宮本信子)の姿を目にして、「海女になりたい!」と言い始め…。

 

ホワホワしていて、お菓子で言うと綿あめ
グリーンと黒のワンピースで登場した夏菜
夏菜、バトン「渡したくな~い」!能年玲奈、「鉛のバトンが重くのしかかっているよう」
能年の印象は「ホワホワしていて、綿あめみたい」と夏菜


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慣れた手つきでウニを割る実演を行った能年
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割立てのウニを初めて食べた夏菜


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生うにを持ったのも初体験と夏菜
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8500万年前の葉っぱが入った琥珀に驚く夏菜


ホワホワしていて、お菓子で言うと綿あめ
『純と愛』の最後の公式行事を終えた夏菜

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