
美の祭典である『ミス・ユニバース・ジャパン』の男性版で、初開催となる『2013 ミスター・ジャパン』が4日、東京国際フォーラムホールAで行われ京都代表の大学生・鈴木貴之(すずき・たかゆき、22)さんが初代覇者に輝いた。
基準は、日本のオピニオン・リーダーとなれる男性で、外見だけではなく知性や表現力に優れた男性を発掘する。昨年全国から600人の応募者が集まりファイナリスト8人によるダンス、ウォーキング審査が行われた。
発表の瞬間、「3ヶ月の(レッスンの)結果を出し切ることができて、大満足してます。結果もついてきました。一緒に戦ってきたファイナリストに感謝しています」と、溢れ出る涙を止めることができず何度もまぶたを拭った鈴木さん。
囲み会見でも、「(涙が)止まらなかったですね。光を浴びたら、言葉が出なかった」と笑いながら振り返る。鈴木さんは、高校時代にバレーボールの名門・京都府立花園高校で『春高』に出場した経験もあるキャリアの持ち主だそうで、昨年のファイナリストに選ばれて以降、週6日ジムに通い体を鍛えてきたという。

今後については、鈴木さんは今年春に大学を卒業するといい、「役者を目指したい。心のどこかで興味を持っていたので。これで夢に近づいたかな」と、笑みを見せていた。
また、同時に開かれた『2013ミス・ユニバース・ジャパン』には松尾幸実さん(まつお・ゆきみ、25)が選ばれた。



