人気アイドルグループ『SKE48』や『SDN48』のメンバーとして活躍し、卒業後は「うまドル」として活動している“まっちぃ”こと手束真知子(27)が23日、東京・秋葉原の『スタジオ音楽館アキバ』で、手作り感いっぱいの「手束真知子バースデーライブwithかなにゃん」を行い、大勢のファンがお祝いに駆けつけ、“真知子ファン”の結束の固さ示した。
手束がセンターを務めた『アバズレ』でスタート、途中、“かなにゃん”こと伊藤花菜(26)がゲスト出演。2人での歌やトークをはさみ、「真知子コール」のアンコールが鳴り響く中、大ラスとなった『孤独なランナー』まで9曲を熱唱。3時間に渡ったイベントは大いに盛り上がった。また、会場には、『SKE48』時代から仲がいい“ゆりりん”こと市原佑梨(25)の姿もあった。
手束本人がイベント前の諸注意の影アナを務め、「それではもうすぐ始まるよー!マーチーコ、マーチーコ」と自ら煽り、黒いコートで登場。「真知子」コールが飛び交う中、『アバズレ』でスタート。途中でコートを脱ぎ捨て、ピンクのジョッキー服をイメージした衣装に白いミニスカートへ早変わり。乗馬ムチを片手に、ファンに接近する。
2曲続けて歌うと、「あらためましてこんばんは、手束真知子です。ついに、始まりました。どうなることかと思ったんですけど、こんなたくさんの方にお越しいただき、嬉しいです。張り紙を見ても分かる通り、手作りなんですよ。全てが」と、語る。事務所に所属していない手束だが、仲間たちの手で、照明から音響、ポスター、張り紙、会場設営など、全て手作りの「バースデーイベント」だ。
ジョッキー服をイメージした衣装も、手束がデザインして生地から選び、スタッフとその友だちが作ってくれたものだそうで、「私の勝負服。競馬のお仕事の時は、これで出て行きたいなと思ってます」と、満足気に語る。
3曲目を歌い終わると着替えタイム。ここでも、友だちが撮影したという東京競馬場で行われた『フェブラリーステークス』の模様をビデオで流して場をつなぐ。
黒いセーターと白いスカートで再登場した手束は、「今日のゲスト呼びたいと思います。かなにゃんの登場です。かなにゃ~ん」と、今回のイベントの発起人でもあり、企画から全面サポートした“かなにゃん”こと伊藤花菜を呼び込む。
黒いセーターと黒いスカートで、手束と色違いのオソロな衣装で登場したかなにゃんは、「すごい、呼んでもらえた!アイドルのDVDイベントの発売イベントで呼び込みありますよね~」と、久々のことにテンション高め。
手束は、「かなにゃんが一緒にやろうといってくれたんですよ。私も何かイベントやりたいと思っていたので、かなちゃんが背中押してくれた。ホームな暖かい感じのライブを楽しんでいただきたいな」と、説明する。
2011年2月10日で『SDN48』を卒業したかなにゃんは、「久しぶりに会った方います。真知子界隈(手束真知子ファン)の方々とお会いする機会ないので、こうやって一緒にすることで、久々に会って、ありがたやー」と、感慨深げ。
なちゅ、手束、かなにゃんの3人でカラオケにもいくそうで、なちゅが浜崎あゆみのものまねをするなど盛り上がるという。かなにゃんは、ここで芹那のものまねを披露。手束は、ものまねは苦手と言いつつ、なちゅから顔や雰囲気が菊池桃子に似ているといわれるそうで、「回転する冷蔵庫」と、声も似せて披露すると、会場からは拍手が起こり、かなにゃんからも、「それを極めればいいのに」と、プッシュされた。
1曲歌をはさみ、またまたトークコーナー。今回のお題は、「プライベート近況ベスト3」。
仕事の近況はブログとかツイッターで告知しているので、ここでしか聞けない話題を。手束は、「ゆりりんが引っ越した」と、フリップを出すと、かなにゃんから、「引越しの“越”が“起”になってて違います」と指摘され、「引っ起きだぁ~」と爆笑。
『SKE48』チームKIIに在籍していたときの同期で仲良く、手束と一緒の日に卒業したそうで、ゆりりんは、その後、名古屋に住んでいたが、去年か一昨年に上京したという。「『私だけが頼り』だと、徒歩5分のとこに住んでいて。ヤなことあったら、泣きながらお互い家によって帰っていた」そうだが、「最近、独り立ちするかなんかで、旅立っちゃった。私の駆け込み寺はどこに行けばいいの?」と、会場にいるゆりりんに訴えた。
かなにゃんは、ダイエットもしていないのに、体重が減りに減って、166センチで40キロ切るんじゃないかというまで落ちて、このままいくとヤバイと、告白。でも、どうして痩せるのか、原因がわからないそうだ。
2つ目として、「好きな男性のタイプが変わった」と、フリップをめくる。以前は、若くて、優しくて、カッコイイみたいな男性が良く、けっこう、こだわりがあったほうというと、かなにゃんが「中2病だね」とバッサリ。ところが、30代に近づくにつれて、若いのは「ああ若いのね」となってきたそうで、「大人の階段登りつつある」と、自己申告。いまは、情熱的な人がいいそうで、「グワ~がいい。わたしもグワ~なんで」と、まさかの野獣系をカミングアウト。かなにゃんが、「大堀さん結婚されて羨ましい~」と言えば、手束は、「私、結婚願望無いから・・・お馬さんと結婚します」と、まだまだ現実的ではないようだ。
一方、かなにゃんは、2次元好きで、アニメ『銀魂』の主人公・坂田銀時や漫画『ONE PIECE』のロロノア・ゾロなど、「アニメのキャラクターが大好き」だそうだが、「実際にはいないし、しょせんは紙。紙のペラペラ追いかけていたって成就しないわけで…」と、わかっていつつも…のようだ。
ところで、「近況ベスト3」の3番めは何だったんだろう(ブログででも発表してください)・・・。
このあと2曲披露し、プレゼント大会へ。そして、ラストソング。「今日はみなさん、ほんとうにほんとうにありがとうございました。不器用ですけど、私らしくまっすぐに生きて行きたいと思います」と、締めのあいさつをし退場する。
ビデオが流れ、「この後、ハイタッチ会にまいります。グッズで目覚まし時計を購入された方は・・・まだ、グッズも余ってます。さぁさぁさぁ!そして、アンコールなんてあったりするのかなぁ?」と、アンコールしていいものか終わり方がよくわからなかったファンたちは、ココで笑いつつ、「アンコール」の大合唱。途中から、「今日は、バースデーということで、真知子コール」と、ファンの1人が扇動すると、一斉に「マーチーコ、マーチーコ」の大合唱。
(感動のフィナーレは後半へ続く)