元人気アイドルグループ『AKB48』メンバーの増田有華(21)とお笑いコンビ『ドランクドラゴン』の鈴木拓(37)が14日、東京・豊川稲荷東京別院で映画『逃走車』(監督:ムクンダ・デュウィル/配給:アスミック・エース)公開直前大ヒット祈願イベントに登場した。
『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカー主演。全編“車内搭載カメラ”で撮影されたアクション作品で主人公と同じ視点からともに逃走している気分になれることが特徴だ。2人は作品の宣伝隊長に任命された。
この日は境内内の外でのイベントとあって、防寒の装いで現れた2人。本作で宣伝隊長が初めてという増田は、会見前に行われた祈祷なども合わせ「緊張しました」といい、「2013年は今まで挑戦できなかったことに挑戦するので、すべて成功するように祈願しました」と自身のことも願ったという。
一方の鈴木は、昨年10月にバラエティ番組『逃走中』(フジテレビ系)でとった行動で、ファンから自身のブログでバッシングを受ける“炎上”したことで知られているが、「今年は炎上させないというのを願いました」と、願いつつ、「なんで炎上するのか分からない」と首をかしげる。「『逃走中』という番組で何にも悪いことしてないのにブログ炎上した。『自首』というルールがあるんですけど、それが視聴者は気に入らないらしく、すぐにクズ、クソ、カスってメッセージがすごくきて、ルールに基づいてですから…。逃げ出したくなった」と釈明するも、増田が「ドロップアウトはいけませんよ」と、意見を述べていた。
作品ではウォーカー演じる主人公が巻き込まれた事件にも最後まで投げ出さない正義感の強さを見せるが、増田は「気が弱い男性より正義感が強くて、女性を守り抜く男性の方がいいと思います。でも、運転の仕方ってすごく性格がでると思うんです、助手席にいて荒いのかなと思うので、そういう人は安全運転してほしい」というと、鈴木は劇中に出てくる女性を置いて逃げると言い切り、増田は「“逃走者”ですね!」と、ツッコミも。
さらに、MCから映画のように逃走したかった瞬間については尋ねられると、「日常的に逃走したい事が多い」という増田。今年1週間ほど実家に帰った際に、節電のため家のブレーカーを落としたそうで「家に帰ると、冷蔵庫の仙台の牛たんが腐っていました。それを見て家から逃げ出したくなりました」と、エピソードを明かし苦笑い。
また、この日はバレンタインということから、チョコレートを誰に渡したかという話題になると、手作りしたという増田は、「1番目は鈴木さんに渡しました」というと、鈴木は「誰にでもそう言うんですよね」といい、笑いを誘っていた。
ほかにも、同所の後ろのホテルで歌舞伎俳優・尾上菊之助(35)が結婚会見をしていることにコメントを求められた鈴木は、「僕は結婚して10年。僕の相方(塚地武雅)に結婚してほしい。全然結婚していないから男性が好きなのかなと疑いもあります相方も結婚できますようにと祈りました」と、語った。
「ものがぶつかってくるシーンは迫力があると思います。映画館で観るとハラハラドキドキすると思います」と早速宣伝隊長としてPRし、ゴーカートでその場を後にした。
映画『逃走車』は、2月23日より新宿ミラノほか世界最速ロードショー!
■STORY
別れた妻に会いに世界一危険といわれる南アフリカ共和国・ヨハネスブルグへ向かったアメリカ人のマイケル(ウォーカー)。現地では手配していた車種とは違うものだったが妻に会いたいマイケルは渋々了承し車を出すことに。しかし、車のダッシュボードには謎の携帯電話が入っており刑事と名乗る男から電話がかかってくることとなり座席の下からは拳銃が見つかる。さらには、後部座席からは謎の女性が飛び出してきたりと、混乱するマイケルに追い打ちをかけるように自分が指名手配され、国家を揺るがす陰謀に巻き込まれることとなっていき…。