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【山形基夫さん通夜】鈴木杏樹 涙浮かべ「彼はずっと私を支えてくれた」

【山形基夫さん通夜】鈴木杏樹 涙浮かべ「彼はずっと私を支えてくれた」
亡き夫への思いを語る鈴木杏樹

 女優・鈴木杏樹(43)の夫で駿河台日大病院外科部長の山形基夫(やまがたもとお)さん(享年57)の通夜が13日、都内・築地本願寺で営まれた。

 山形さんは内臓疾患の治療を受けるため渡米したが、手術前日の日本時間1日に容体が急変し、米国で死去。杏樹は8日、レギュラー番組『ZIP!』(日本テレビ系、月~金・午前5時50分~)に生出演し、気丈に振る舞っていた。

 喪服で報道陣の前に姿を見せた杏樹は、「詳しい病名などについては、プライバシーなので守ってあげたい」とし、「家を出るときに、危ない状態だと電話で聞きました。『ZIP!』の本番が始まった後、担当の先生から『意識がなくて厳しい』と、留守電が入ってました」と、1日の『ZIP!』の生放送をつらい胸中で振り返る。

 先生方の配慮もあり、山形さんが意識もうろうとする中でも、携帯電話を耳にあて、杏樹が山形さんの名を呼び、「頑張って」とメッセージを送り続けたようだが、その願いもむなしく、番組終了後の3~4時間後に山形さんは息を引き取った。

 最後に山形さんに会ったのは亡くなる1週間前とのことで、「予定が変わって渡米したので、『じゃあね』って(最後に言葉を交わした)。それが今生の別れになるとは思っていませんでした…」と言葉に詰まり、それまでは報道陣に笑みも見せていた杏樹が目を潤ませる。
【山形基夫さん通夜】鈴木杏樹 涙浮かべ「彼はずっと私を支えてくれた」

【山形基夫さん通夜】鈴木杏樹 涙浮かべ「彼はずっと私を支えてくれた」
多数の報道陣に囲まれる

 報道陣に「いま旦那さんのどんな表情が浮かびますか?」と聞かれた杏樹は、「皆さんと同じで、笑顔です」と返答。2人の思い出については、「お仕事の関係で海外に行くことがあったので、いろんなところに連れて行ってもらいました」と語った。

 最後に山形さんにかける言葉は「ありがとうしかないです」として、「たくさんの方が会いに来てくれて、本当に幸せ者だねって。同行してくれた先生方にありがとうと言っているようでした」とコメント。

 杏樹が1998年1月に腸閉塞を患った際に手術を担当した医師のうちの一人が山形さんで、これを機に2人は交際し、同年6月にはスピード婚となったが、「彼は私の病気を治してくれたし、ずっと私を支えてくれました。言葉よりも、存在で私を支えてくれました」と、亡き夫に感謝していた。

 告別式は同所で14日、正午から営まれる。

 

 

【山形基夫さん通夜】鈴木杏樹 涙浮かべ「彼はずっと私を支えてくれた」
「まさか今生の別れになるとは…」
【山形基夫さん通夜】鈴木杏樹 涙浮かべ「彼はずっと私を支えてくれた」
「彼はずっと私を支えてくれた」
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