人気6人組バンド『氣志團』の綾小路翔が5日、東京・福家書店新宿サブナード店で著書『魂金』（エムオン・エンタテインメント）発売記念握手会を開催した。
約3年間にフォロワー21万人超を擁する、綾小路のツイッター上でフォロワーからのさまざまな相談に答えたやり取りを集めた作品。“魂の金言集”との意味が込められたものだ。
いつもながらのリーゼントにサングラス姿で現れた綾小路。「みなさん結構悩んでるんだなって思いまして、体の悩みだったり、家庭のこととか、ご病気で悩まれたりとか。病院の先生じゃないので、具体的な治療に対してお答えできることはないですが、適当なことを言いますけど、答えてます。即興で返してますけど、モノによっては考えて時間をかけて返してます」と、思いを語る。
印象的な悩みについては、とくにこれと言うようなものはないようだが、「当たり前のことしか言って（ツイートして）ないですね。『喉が痛いので寝れない』というのには、病院に行ったらと言ったり、『歌手になるにはどうしたら』と言うのには歌手と名乗ればいい、ただし生計を立てるとなると別のことになるよとか、コロンブスの卵じゃないですけど、みんなからすごく真剣に悩んでいることだったりするんですけど、意外と大したことないぜ人生という感じです」と、自然体で臨んでいるそうだ。
ツイッターを始めてからは、逆に自身も救われているそうで、「一緒になって解決しようと思っているうちに、自分のことも解決したりするんです。こんな小さなことで悩んでいたのかと思ってむしろ恥ずかしい気持ちですね」と、前を向いた。
と、そこまでは真面目だったが、報道陣から「アイドル界でAKB48の方が丸刈りになりましたけど」と、峯岸みなみ（21）に絡んだ質問が飛ぶと、「あんな可愛い子ちゃんが…、ICONIQさんですよね？」と、ニヤリと笑いつつ、「やっぱりですね、これから先もあれだけのスーパーアイドルが坊主にしたから、これからはみんな坊主ですよね。体罰した先生も坊主で動画で謝罪してください。でも、あれを超えるものはないですよね」と、感想を。
さらに、綾小路は、「可愛い人は丸刈りにしても可愛いですよね。僕が坊主にしたら誰も分からない。ただの地底人ですから。だから、むしろ坊主にできない」と漏らしつつ、「峯岸さんにコメントを」と言われ、「二十歳になられたということで、話は聞くよと。ツイッターで言っていただければ、アドバイスします。同じ組織の中にいますからね。それは正しいとか悪いとかいうと思いますが、自分の意思でとった行動なので、自分の信じた道を突き進んでください。むしろ、今回教えられました。これくらいの根性がなければこの世界（芸能界）生きていけないなって。勉強になりました。ありがとうございます」と、コメントしていた。
また、綾小路は「今年の目標は紅白出場です。昨年はノミネートもされてなければ、自分からエントリーもしていないので。ですから今年は、みんながハッピーになるようなヒット曲を出して日本を元気にしたいな」と、野望を挙げていた。
著書『魂金』は1260円（税込）で好評発売中！
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