タレントの国生さゆり(46)が26日、東京・六本木ブルーシアターで開幕したマルハンPRESENTS『アクションドローイングHERO(ヒーロー)』に、ゲストとして出席した。
4人のパフォーマーがコミカルなダンスやコントを交えながら、多種多様な美術方法を駆使して、作品を生み出す『アクションドローイングHERO』。2010年に韓国で誕生し、その斬新なアートパフォーマンスは、アメリカ、中国、香港、シンガポールなど世界各地で大絶賛されている。
来日メンバーのキム・フンナム、キム・ヨンギュン、クォン・ウラム、ホン・ボラムの4人は、アクションペインティングやマーブリング、夜光ドローイングなどのパフォーマンスアクトで観客を魅了。言葉は発さないものの、コミカルな動きで観客を笑わせ、子供から年配の方々まで幅広い年齢層を楽しませた。
観客と絵の連想クイズを行うオーディエンス・パーティシペーションでは、4人が観客席にいた国生を指名し、壇上へ。急展開に戸惑う国生だったが、4人と一緒に踊り、見事に連想クイズをクリアし、観客も拍手喝采！ 降壇時には、国生のヒット曲「バレンタイン・キッス」が流れるという粋な計らいも。
その後、パフォーマー4人と囲みに応じた国生は、「凄い絵が描きたくなりました。いろんなアートを身体を使ってやってらっしゃって、素晴らしかった。コメディもあるし、芸術もあるし、中国も韓国も日本もあって、アジアを凄く楽しませていただいた。子供たちも凄く笑っていて、大人から子供まで楽しめる」と称賛。
観客参加型で楽しめる『HERO』について、「私は何も知らされていなくて、どうしようと思ったけど、凄く楽しくできました。踊るつもりもなかったし、はしゃぐつもりもなかったけど、舞台の上ではその気になっちゃうというか。そうさせてしまうショーなんですよね」と、興奮のステージを振り返る。
ショーでは、完成品が様々なキャラクターへと変身したが、「主人が寅年なので、虎の絵は凄かったですね。4人で書いていたものがマイケル・ジャクソンになったり、ルービックキューブがスーパーマンになったり」と感心。普段も絵を描くという国生は、やってみたい演目について、ブルース・リーが浮き上がったダスト・ドローイングを挙げ、「あれは挑戦してみたい」と語った。
国生にベタ褒めされたメンバーのキム・フンナムが、「心配もたくさんしましたし、韓国では専用館で2～3年公演をしてきたんですけど、日本で1ヶ月間という長い公演をやるのは初めて。ドキドキしていましたし、観客の方に楽しんでいただいて本当によかった」と吐露すると、国生は「何が心配だったの？」と質問。これにフンナムが「日本の観客の方は控えめで、消極的な方が多いと思った」と明かすと、国生は「そんなことないよ(笑)」と笑い飛ばし、「長い公演ですけど、頑張ってください」と、4人にエールを送った。
報道陣が「旦那さんと観たいですか？」と、夫でコンサルタント会社社長の甲田英司氏(39)の名前を出すと、国生は「こういうショーがあるんだよって教えてあげたい。相談してみます」と返答。昨年2月14日に甲田氏と入籍した国生だが、今年のバレンタインデーの予定については、「昨日『何か考えてる？』って聞いたら、『内緒』と言われました。何か考えてるようです」とコメントした。
この1年間を「夫婦っていろんな形があるけど、私たちらしい形になりつつある。とてもいい家族、旦那さんです。お互いがお互いを考えて、いままで通り生活できればいいと思います。笑ったり、泣いたり、ケンカしたりするんでしょうけど、それが夫婦の絆を深めていくことだと思うので」と振り返り、子作りについては、「頑張ってますよ！ それを言わせたかったんでしょ(笑)」と笑顔。いい報告が聞ける？」の追い討ちにも、「はい、ありがとうございます」と前向きだった。
1月26日から2月24日まで、六本木ブルーシアターで上演。
