人気ヴィジュアル系エアバンド『ゴールデンボンバー』が18日、都内ホテルで『2013年春 白戸家シリーズ新CMキャスティング発表会見』に、“あっちゃん”こと女優・前田敦子(21)、樹木希林(70)、小芝風花(15)とともに登場した。
ソフトバンクの人気の白戸家の世界観を舞台に、あっちゃんが学校の教師を演じるというもの。『ホワイト学割with家族』の新キャラクターとしてあっちゃんが先生役、樹木、小芝、ゴールデンボンバーが生徒役として出演するCMが2月より放送されることとなった。
スカイブルーの衣装で登場した登壇者ら。会見が始まってもゴールデンボンバーメンバーはお父さん犬のカイくんの動向が気になるようで、同社の社長の熱弁も「聞いてませんでした」と、4人で口をそろえ笑いを誘う。
鬼龍院翔(28)は「このCMが決まって緊張しています」と恐縮気味に話したが、喜矢武豊(27)は、「詳しいことはわかりませんけど、僕的にギャラが気になります。たくさんもらえたら、バーっと高級車でも買いたい」と言い出すと、樹木が、「4人で割ったら少なくなる」とツッコミを入れ「みんなで使うか」と4人で納得することも。樽美酒研二(32)は「CM初ということで、本当にいい親孝行になりました。この時間を大切に、大切に生きて行きたいと思います」と、昨年の紅白歌合戦終了後にも聞いたような真面目なコメント。すると、樹木が「紅白のときも親孝行と言ってたけど、何回もできていいわね」と返し、樽美酒は「えっ、いや」と、答えに窮する。
さらに、話題が“学割メガネ”なる小道具の話になると樹木がメガネをかけ出し、いきなりゴールデンボンバーの新CMの曲を替えて歌い出す“暴走”を始め、これにはメンバーもポカーン。「一緒に歌って」と樹木にリクエストされ、適当に合わせていた。
今回のCMオファーに鬼龍院は「話が来たときは信じてなかったんです。こっから床が落ちてロンブー敦さんが何か言うのかと思った」というと、喜矢武も「ドッキリかと思った」と、まずは不審がったのだとか。
CMは3日前に初めて撮影されたそうだが、鬼龍院は「右も左も分からなかったけど、後ろがブルーバックで。一応イメージは聞いたので、自分たちの頭のなかで合成していました」と、緊張していたそう。学生時代については、喜矢武が「人生先が見えなかった。野球をやりすぎて、全然友達と遊ぶ機会がなくて…」というと、反対に樽美酒は、「高校のころは楽しかった。僕の高校は女の子が多くて好きだった。女の子の尻ばっかり追いかけていた。本当に戻りたい」とテンションアゲアゲだった。
鬼龍院は「学割ができましたので、学生のお子さんをお持ちの親御さん、携帯を持っていない子供に持たせてください。きっと知的なお子さんに育ちます」とPRしていた。
終了後の囲み会見では、鬼龍院は初のCMということを聞かれ「僕らは売れるバンドになると思わなかったので、紅白もビックリでしたけど、考えてもみなかった。売れちゃいましたね!」と、メンバー一同でうなずくことに。歌広場淳(27)も、「ブレークのきっかけでCMに曲だけは使われたことがありますけど、これでドカンと行くんじゃないかなと。僕らの分岐点となりますね」と、笑みを見せる。
今後もCMに出演できるのかの話になると、樽美酒は、「CM、これ1回限りだって。夢見ちゃ駄目!痛い目に遭うって!」と力説。鬼龍院も「シリーズとかは考えられない。僕らはイロモノ色が抜けないので」と、弱気。それでも樽美酒に「次は前田さんの番号ゲットできそう」と問うと、「次は行けます!」と、根拠のない自信を見せていた。
また、昨年自身のブログで喉の療養をすると言っていた鬼龍院にその調子を尋ねると、「回復する方向には行っている。春ごろにはライブ活動ができるようになりたい」という。そこに報道陣から「いまのうちにしたいタレント活動は?」という質問が飛び、樽美酒が「『いいとも!』の司会やりたい」とぶち上げ、他のメンバーから「そこが記事の見出しになったらどうすんだよ!」とツッコミが入っていた。
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