
タレント・スギちゃん(39)と吉木りさ(25)が11日、千葉・幕張メッセで行われている「第31回東京オートサロン2013」のグッドイヤーブースにゲストとして登場した。
日本グッドイヤー創立60周年企画の一環として参加する今回の出展ブースのテーマは、「50~60年代のアメリカ」。当時の“古き良き”アメリカンスタイルのドライブインを現代版にアレンジしたものに、アメリカを象徴する歴史に名を残す車の展示など、誰もが憧れる「夢の空間」が広がる。
50年代、60年代をイメージしたコスチュームで登場した2人。GYガールたちと同じ、襟元が黄色の半袖のブルーのシャツ姿のスギちゃんは、「温かいです」と、笑いを取ると、ブースの雰囲気について、「いずれアメリカでカツゾク…」とカミ、「活躍しますから、こういう雰囲気には慣れておかないとね。アメリカな感じが日本で味わえるというのはなかなかないですからね」と言い直す。
昨年、「~だぜ、ワイルドだろ」の決めセリフで、ブレイク。年末の流行語大賞を獲得したスギちゃん。しかし、流行語大賞を取った芸人は、翌年には消えるというジンクスがあり、真価が問われる1年となる。

年末恒例の『NHK紅白歌合戦』に演歌歌手・伍代夏子(51)の応援で出場したスギちゃんだったが、年明けからインフルエンザでダウン。今年、公の場としては初仕事となり、「(インフルは)大丈夫。流行りもの全部いただいて・・・」と、笑わせつつ復活宣言。
グッドイヤーのブースには、往年の名車が展示されているが、ロケでアメリカに行った時にオープンカーに乗ったそうで、「金髪美女を山のように乗せてドライブ行かせてもらったんですよ。助手席だったんですけどね、左ハンドルは難しくて」と、オチをつけるもイマイチ。
ちなみに、「運転するときは裸足?」と問われると、「履きますけど、靴の裏はくり抜かれているんで(裸足と)一緒なんですけどね」と、ワイルドなエピソードもなにかがしっくりこない。
スギちゃんは、「年明けから、『~ぜ』なんて言ってないですよ。『ワイルドだろ』も言ってない。抵抗あるもん。照れさえも出てきている」と、昨年の流行語を封印し、ニュースギちゃんで挑むという。

グッドイヤーにひっかけて、「どんなグッドなイヤーにしていきたい?」と、今年の抱負を問われたスギちゃんは、「グッドイヤーさんのタイヤのように滑らない一年にしたい。なぜ、今回選ばれたかというと、滑らないから選ばれた」と、豪語するも、司会者から、「そんなハードル上げて大丈夫ですか?」と問われると、「この辺で止めときます」と、小声に。
新作は、自分が思っていたのを超えてしまった時に使う言葉として、「このグッドイヤーさんのタイヤ、凄スギちゃん!」というも、クスリと笑いが起きた程度で、若干滑った感じが・・・。
昨年2位で、スギちゃんがブレイクのきっかけとなった『R-1グランプリ』の2回戦が1月14日に行われるが、「優勝しか狙ってない。作家さんといろいろ話した結果、「ワイルドでは勝てないなぁ」という結論に達したそうで、「ワイルドカルタとかいろいろやりましたけど、ピンと来ない」と、戦略を思案中だという。

報道陣から、「(R-1)2位の方が仕事的には良いというジンクスがありますが」と、問われると、「一回2位をいただいているんですが、優勝しかない」と、強調した。
また、東京・浅草に2億円の豪邸を購入を検討していると、一部で報じられたが、記者が、「本当ですか?」と問うと、「誰が買うの。あの記事見て、本当だと思いました?ありえるわけないでしょ。君だな書いたのは」と、完全否定。
さらに、「現金は手元に2、3万円しかもってない。(昨年はだいぶ儲かったでしょ?)1本3000円×本数ですよ」と、言うほど儲かっていないと強調し、「豪邸とクルマだったら、クルマかな。でも、駐車場ない。引越ししたいですけど、契約がまだ残っています」と、笑わせた。




