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チノパン死亡事故にレギュラー番組を出演を見合わせ…書類送検へ

 “チノパン”こと元フジテレビアナウンサーで現在はフリーで活動する千野志麻アナウンサー(35)が2日に自動車運転中に起こした死亡事故。これにより、千野アナ自身のレギュラー番組を出演を見合わせるなど仕事を自粛することが分かった。

 千野アナは、3日の自身の公式ホームページで、「このたび、私、千野志麻は、運転中、自らの過失により人身事故を起こしてしまいました。人の命を奪うという取り返しのつかない事態に言葉に尽くせぬ思いでいっぱいですが、まずはお亡くなりになられた方とそのご遺族の皆様には心より深くおわび申し上げます」と、謝罪していた。

 4日付のスポーツニッポン、デイリースポーツ、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツ報知、東京中日スポーツ各紙では、千野アナが、ラジオ番組『千野志麻の就職戦士ブンナビ!』(文化放送、金曜・午後9時~)と『TOKYO WONDERFUL tribune』(TOKYO FM、土曜・正午~)のレギュラー番組を2本持っているとし、文化放送は4日の放送見合わせを決定。TOKYO FMは5日から番組内容を変更し、別のパーソナリティーで対応するとしている。

 また、事故当時の状況について、2日午後5時すぎ、ホテルの駐車場から自家用の外国車を自分が運転して発進させた。車には夫と子供が同乗していたという。子供が何人乗っていたかは不明。車はホテル玄関脇の駐車スペースを出て数十メートル直進後、出口に向かうため右折した。その時、駐車場内を歩いていた長野県の荻原俊文さん(38=職業不詳)に気付かず、車体側面ではねたとみられる。接触で地面に倒れた荻原さんの体に右折の勢いで車を乗り上げてしまったという。

 事故現場となった駐車場は約60台が収容できるほど広く明かりもあるが、事故当時は日没から20分が過ぎて薄暗かったとのこと。静岡県警沼津署では不注意が原因とみて調べており、必要な注意を怠って運転して人を死傷させた場合などに適用される自動車運転過失致死容疑で書類送検する方針という。

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