『第63回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ歌手の香西かおり（49）がリハーサルを行った。
16回目の紅白出場となる香西。歌う曲は今年5月にリリースした『酒のやど』。同曲は今年のレコード大賞優秀作品賞に選ばれ、5万枚以上を売り演歌として大ヒットとなった名曲を、しっとりとした声で紅組を盛り上げる。
「今年は25周年という自分の記念の年、31日の年末まで華やかなステージに立てて喜びを感じています。お茶の間のみなさんにより近いような歌を歌いたい」と、思いをしっかりと語る。
今年1年については、「年明けからいろんなことをやらせていただいて、キャンペーンとかステージとか、スケジュールもぎゅうぎゅう詰めだった。忙しく、とても充実して華やかな1年だった」という香西。それだけに、紅白は、「だから自分にとってのご褒美みたいなんです」と、相好を崩す。
『酒のやど』は売れ行き好調だそうで、「カラオケソングとしてもご支援して頂きました。ファンのみなさんと距離が近づいたと思います。25年なので四半世紀じゃないですか。毎年違うけど、気持ちを引き締めて、新たに挑んだ1年で結果を出せてよかった」と
本番も派手さはないが、観客の心をしっかり掴みそうな演出のようで、「衣装は新しい着物。客席から登場になります。審査員席の前を通るプランもあります。そうそうたるみなさんの前を通って、緊張するのもあって楽しみにしてます」と、気持ちを明かすことに。
来年へは、「ヒット曲の次はなかなか厳しい1年になると予想されるけど、コツコツと、歩みを進めていけたらなと思います」と、1歩1歩確実に進んでいく様子を伺わせた。
