タレント・岡本夏生(46)が17日、都内で女優・杉本彩(43)主催の『東北復興支援・動物愛護 チャリティーライブ&ラテンナイト』記者会見に出演した。
女優としてだけでなく、その一方では動物愛護をテーマに活動している杉本。その杉本の思いに賛同した放送作家や映画監督らが、5億8000万円もの集まった寄付の使い方や、目を背けたくなるような処分をされている動物の現実を声を震わせ訴えた。
トークショーでは、「頭は犬で、ボディーは猫を意識しました」と、ひときわ目を引くファッションで現れた岡本。このような格好をしたのはマジメな理由があるようで、「言葉をしゃべれない動物に代わって、少しでも活動していければ」と、気合が入る。
岡本と杉本は最近の仕事で親密になったといい、岡本が「バブルをともに生きた」と語る通り、まさに戦友なのだとか。
それでも、この姿でチャリティーイベントに出るのはためらいがあったようで、杉本が「前もって、全身ヒョウ柄で行くからまずかったら言ってね」と、事前に岡本から根回しがあったと告白。さらに、杉本は「彼女の愛情表現だと思います。喜んで『目いっぱい気合入れてきてください』と言いました」とコメントし、理解を示していたようだ。
そんなテンションの高い岡本も、「男には縁がなかったけど、猫と17年間一緒に生活してました。バブルの時代も、いい時も芸能界から潜伏していた時代も一緒にいてくれたのは猫だった。2005年に猫が亡くなった時には、底なし沼のような悲しみがありました」と、活動のきっかけになったエピソードをしんみり明かしていた。
杉本から、「被災ペットのために何か力になれれば。チケットを買ってくれることが支援につながります」と、PRのあった『東北復興支援・動物愛護 チャリティーライブ&ラテンナイト』は、19、20日に東京・日本橋三井ホールで開催。