人気アイドルグループSKE48の“ちゅり”こと高柳明音(21、チームKⅡ)が18日、東京・池袋のサンシャイン水族館で大好きな鳥たちと共演した『バードフライングショー』を行った。
カジュアルなニットで登場した高柳は集まった400人のファンに「スゴーイ!いっぱい!」と歓声を挙げ「クリスマスを意識しました」とクルリと一回転。明るい笑顔を振りまくと、大躍進となった2012年を振り返り「SKE48として新しく専用劇場になりました、イェイ! 違う所にできたんじゃないかと思うくらいガラリと変わりました。遊びに来てください!」と元気いっぱいに呼びかけた。
自宅でインコを4羽飼い、つね日頃から“鳥好き”を公言している高柳は「この季節は鳥も寒がりで、リビングにひざにかけるぐらいの布団を置くと入ってきて寝るんです。私が眠りそうになると、『遊ぼー』って顔に登ってくるんです」と目を輝かせ、3羽の鳥とのイベントに「鳥と人間を足して、鳥と人間を超えたいと思います」と奇妙な宣言で喜びを語った。
最初の1羽はハリスホーク(鷹)の“シオンちゃん”。トレーナーの指導の元、見事に鷹を腕に止める鷹匠(たかじょう)めいたワザマエで観客の心を鷲掴み。「高柳(たかやなぎ)がタカとったぞー!」と叫び「近くで聞くと鳴き声がするんです。かわいい〜!」と手放しで褒めちぎった。
続いて登場したのはコンゴウインコ(インコ)の“ロゼちゃん”。ステージ上で頬を寄せ合い睦み合うと「コンゴウインコはなんと60歳、80歳も生きるんです! 高柳は早く飼わなければ先に逝く」と笑いを誘い、3羽目のフクロウ(オオフクロウ)の“福豆ちゃん”とご対面。羽音を立てずに夕闇を滑るフクロウの美しい飛翔と丸い瞳に心奪われ「今日はサンシャインシティの中心で鳥愛(トリあい)を叫んだと思います!」と大満足。“ロゼちゃん”とのフォトセッションではヴィーナスのようなバンザイを決め天真爛漫な笑顔を輝かせていた。
イベント終了後には高柳から立て続けに喜びの報告。「SKEとして初めて単独で紅白歌合戦に出場することができましたー! 私たちもギリギリまで知らなくて、別の撮影だと思っていたら秋元(康)先生が入ってきて『紅白単独出場おめでとう』って。そのままあの記者会見へ行ったんです」と興奮気味に「あのステージを通して、いい年越しを迎えたいです!」と決意を新たに語った。
また、同じ場所で行われたクリスマス“ちゅりー”の点灯式を振り返り、「『バードフライングショー』の間もずっとペンギンが(ツリーを囲む空中水槽を)ぐるぐる泳いでいたんです。今までにないツリー。ぜひまた見に来てくださったらいいな」とニッコリ。
さらに、「明日は人生初の舞台、朗読劇に出演させていただきます。いまから緊張してますが、今日の鳥のしっぽに癒されたので、明日は犬や猫のしっぽで癒したいです」と19日に東京・新宿の全労済ホール/スペース・ゼロ行われる朗読劇『しっぽのなかまたち』のアピール。「行くよー!」というファンの温かい声援に「これを第一歩だと思って、上にあがっていけるようにがんばります」と大きく羽ばたくことを誓った。
さらにさらに、ここで高柳から会場のファンにサプライズ! サンシャインへ通じる地下通路にも大々的に貼れれていた高柳の“ちゅりー”を宣伝するポスターの生写真を来場者全員へプレゼント!「高柳がひとりひとり手渡しさせていただきます!」と宣言し会場を大興奮させると、先日AKB48篠田麻里子の手作りクッキーがインターネットオークションに出品された騒動を踏まえ「大切にして、オークションに出さずにしていただければ嬉しいな」と呼びかけた。