俳優の武田航平（26）が9日、都内のシネ・リーブル池袋で劇場版『戦国BASARA MOONLIGHT PARTY-Remix』（監督：松田圭太／配給：日本出版販売）の公開3週目記念舞台挨拶を女優の落合恭子（24）、松田圭太監督と行った。
ドラマ化され、好評を博した人気アクションゲーム『戦国BASRA』が、劇場版として再編集され未収録のエピソードも収録したリミックスバージョンとなってスクリーンに登場。原作でも人気のイケメン武将を林遣都、武田航平、徳山秀典、GACKTが演じ、戦国の世を舞台に熱き男達の物語を描き出す。また、特典映像満載のBlu-rayとDVDボックスも2013年2月2日発売。
劇中で真田幸村を演じた武田は奇抜な衣装を振り返り「今もいい感じで腹筋割れてますよ」と爽やかな笑顔であいさつ。上杉謙信に使える忍・かすがを演じた落合はあまりに露出の多いコスチュームに「水着の方がむしろ良かった。変に隠している感じが逆にいやらしい」と会場を沸かせると「見えてても隠してもらえる約束で出演しました」とにこやかに語った。
見事な腹筋を披露した武田は「撮影は夏で暑かったですねえ。恭子ちゃんとかは汗臭くならないけど、僕なんかは汗臭くなる。“勘弁して！”って思ってました」としみじみ語ると、落合も「監督も着てみればいいのに。そうしたらあのハラハラする感じがわかる」と苦笑い。監督も「（落合の衣装は）ヤバいヤバい、見える見えるって思ったんですけど、とりあえず衣装を作ってから考えようと」と赤裸々に明かすと、「見切り発車じゃないですか！」と武田につっ込まれていた。
各地で行われた撮影だったが、武田はGACKTとの共演が印象的だったと語り「宇都宮でケータリングで餃子が出て来なかったのはGACKTさんが餃子嫌いだったからですか？ “餃子はね、ニンニクの匂いがね…”」とGACKTのモノマネを披露。撮影中も「GACKTさんのモノマネをずーっとやってました。さすがに本人の前ではできなかったんですけど、1回気づかないで本人の前でやってしまった。GACKTさんは『フフッ』って笑ってました」と笑いを誘った。
武田は「GACKTさんは握手するときにグッと（強く握って）くるんですけど、俺もやり返さなきゃと思って力を込めていたら、すでにGACKTさんが力を抜いていて、グリグリってやってました」と苦笑。その甲斐あってかすぐに打ち解けたということで、「『航平はなんか腹筋とかやってる？』という話をしたんですけど、“ボクシングやってます”と言うと『やっぱりあの槍を投げる腰の動きはボクシングからか』と、シュッシュッっとやってたり、意外とニコニコしながら話す方。今でも連絡取ってますよ」と楽しそうに語った。これを聞いて落合も「一緒に撮影する機会はなかったんですけど、私も握手する機会があればグリグリやっとけば『恭子』って呼んでくれたかな」とうらやましがっていた。
『戦国BASARA MOONLIGHT PARTY-Remix』はシネ・リーブル池袋にて公開中。12月15日よりテアトル梅田にて公開。
