ミスタードーナツのCM(女子高生篇)で、制服姿で爽やかな笑顔を振りまいている橘花梨。今年は映画『リアル鬼ごっこ3』(監督:安里麻里)や、ドラマ『連続ドラマW 罪と罰』(WOWOW)などに出演し、1stイメージDVD『かりん党』(グラッソ)をリリースした。来年1月には、坂上忍(45)の脚本・演出による舞台『SHINOBU’S BRAIN THE SOUP BOMB【DRUG STORE】』に出演。インタビューでは、現役女子大生としての素顔、妄想女子な彼女の姿が浮き彫りに！
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中学生時代の08年から現在の事務所に所属し、芸能活動を行ってきた橘花梨(19)。東京都東村山市出身で、ブログのタイトルも『東村山フェスティバル』となっており、「志村けんさんや、『ネプチューン』の原田泰造さんも東村山出身なんです」と、とびきりの笑顔を見せた。
この笑顔は、ミスタードーナツのCM(女子高生篇)に出演した際にも披露されており、本人も大のミスド好きとのことで、「100円セールのときは必ず行きます。お菓子大好きで、コンビニで新商品が並んでたら、絶対買うタイプ。期間限定とかに弱いんです(笑)」と、女の子らしい一面をのぞかせる。
女優の上野樹里(26)に憧れ、芸能界入りを決意。彼女の魅力について、「役ごとに全然違う人になりきっているところが凄い。『笑っていいとも！』のテレフォンショッキングに出ているときとかも、撮っているときの役になちゃっていて。『のだめカンタービレ』のときは、主人公ののだめみたいなしゃべり方で、『ラストフレンズ』のときは男っぽくて」と、語った。
影響を受けた作品については、「香椎由宇さんが出演されていた映画『リンダ リンダ リンダ』ですね。文化祭で『THE BLUE HEARTS』の曲をカバーする青春のお話です」とのこと。自身がバスケットをやっていたといこともあり、「漫画の『スラムダンク』、『リアル』(ともに原作:井上雄彦)も好きで、よく読んでいます」と明かした。
だが、「キュンキュンしたいときに少女漫画もよく読みます」と、しっかり乙女な部分もあり、『君に届け』、『僕等がいた』なども愛読。現役大学生のため、「登場人物みんなが高校生なので、私より年下になっちゃいましたね(笑)。いままでは下駄箱にラブレターとか、可能性を持って読んでだけど、もうこんな感じはきっと味わえないだろうな…」と、寂しそうな表情を見せる。
普段からよく妄想にふけることが多いらしく、「寝る前によく恋愛妄想します。ジョニー・デップさんに抱かれたりとか」とぶっちゃけたところで、隣にいた事務所の先輩・吹田早哉佳(28)が「ギュッてされるってことでしょ？ 言葉には気をつけてね(笑)」と、思わず突っ込み！ それでも橘は、「電車に乗っているとき、よく目をつぶって妄想します。ハードな設定も考えたり…」と妄想女子ぶりを見せつけ、またもや吹田から「ハードって何!?」と、突っ込まれていた。
ジョニデがタイプということで、ガイジン好きと思いきや、「日本人が好きです。反町隆史さんや高橋克典さんみたいなワイルド系が好きです」という。だが、「お父さんとして反町さんを妄想したことあります」と、「恋人じゃないの？」と言いたくなるような発言も。
そんな橘の妄想力は、中学生時代にも発揮されていたようで、「毎日一緒に登校して、一緒に帰ってた仲良しの男の子2人組がいたんですけど、ずっとホモだと思ってました(笑)」と明かす。その男の子2人とは、先日、同窓会で再会を果たし、「片方の男の子が彼女ができたって言ってたので、凄いびっくりして。『あなたたちできてたんじゃないの？』って言ったら、『ふざけんな』って言われました(笑)」というやり取りがあったことを笑いながら話した。
しかし、ふと我に返ってみると、「大学も保育科で、女子ばかりなので、なかなか妄想通りにはいかないんですけどね」と、しんみり。「女子大生の間で流行っていることは？」と聞いてみると、「『ROUND ONE』が流行ってますね。ボウリングもカラオケもあるところで、きょうも学校帰りに友達と行きました。あと、『サーティワン』でアイスクリーム食べたり、無駄におしゃれなところでランチしたりしています」と、等身大な女の子の答えが返ってきた。
「カラオケで歌う曲は？」と質問すると、「『プリンセス・プリンセス』さんの『Daiamonds』を歌います」と返答。橘が生まれる前の楽曲だが、「お母さんが中森明菜さんとか聴いていたので、昔の曲もよく聴きます。私はアイドルが好きなので、『AKB48』さんや『ももいろクローバーZ』さんとか聴きますね。でも、流行ってる曲よりは昔の曲が好きです」と、音楽の趣味は幅広い。
お気に入りの『ROUND ONE』は、実家から近い場所にあり、「地元の友達とよく行きます。西武ドームも近いですね。『AKB48』さんの西武ドーム公演も観に行きました。中学のときはライオンズのチアリーダーをやってたんです」と、地元エピソードも披露。
同じ事務所の藤江れいな(18)、近野莉菜(19)も『AKB48』に所属しており、「みんな同い年なので、会えば話します」とのことだが、一番の仲良しは鮎川桃果(21)。「レッスンとかで会う機会も多くて、グアムでDVDも一緒に撮ったので。どっちもO型で、凄い雑なんですけど(笑)。凄いテキトーでゆるくて、楽しいです」と、気兼ねなく付き合えるようだ。
9月には1stDVD『かりん党』をリリース。デビュー当時から橘を知っている吹田は、「うそ!? 花梨出したの？ こんな色っぽい顔するなんて、私は見たくない！」と驚いたが、本人は「水着になることに抵抗はないです。もしお話がきたら、2ndDVDも出したいです」と、グラビア活動にも積極的だ。
来年1月7日から14日まで、吉祥寺シアターで上演される坂上忍脚本・演出による舞台『SHINOBU’S BRAIN THE SOUP BOMB【DRUG STORE】』に出演。坂上の舞台は、吹田とともに2年連続での出演となるが、「バラエティー番組を見ていて、『ブス嫌い、仕事嫌い』って毒舌のイメージが強かったんですけど、実際会ってみたら、凄く温かくて、下ネタも凄かった」と、坂上との出会いを振り返る。
当時、橘が最年少で、稽古中によく怒鳴られたとのことだが、「あんなに緊張する稽古場は初めてでした。でも、ONとOFFが凄くて、どんなに怒鳴っても、『お前も飯食いに行くか？ 焼き鳥食べる？』って、温かい人でした」と、坂上の人間味あふれる部分についてコメント。さらに「芝居でおっしゃってることも図星というか、何も言い返せないんですよ。自分の中でちょっと(役柄を)作ってきたときは、誰も気づかなくても、忍さんだけは『お前、ちょっと考えてやってきただろ？ 前回より良くなったよ』って褒めてくれるんです」と、その確かな指導についても語った。
最後に「まずこの舞台を頑張って、坂上さんとやったら絶対吸収するものがあると思うので、また次につなげられたらいいなと思います」と、舞台成功に向けて意気込んだ。
■橘花梨(たちばな・かりん)
1993年9月30日生まれ、東京都東村山市出身
T160 B85 W62 H87
趣味…バスケットボール、ピアノ、お菓子作り(クッキー)
特技…ダンス(モダンバレエ・ヒップホップ)
■『SHINOBU’S BRAIN THE SOUP BOMB【DRUG STORE】』
2013年1月7日～14日、吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22)
キャスト…木根尚登(TMネットワーク)、永澤俊矢、村上航(猫のホテル)、吉田ゐさお、お宮の松(たけし軍団)、古川憲太郎(モダンスイマーズ)、広島光(新宿梁山泊)、永島知洋、増田修一朗、AD笠原(時空動画)、木原真一、三浦孝太、門野翔、吉村英治、山本楽(子役)、昆野冬哉(子役)、W/佐竹勇祐(子役)、W/鈴木琉生(子役)
由夏、今藤洋子、大島央照、はづき、玉手みずき、吹田早哉佳、長谷部優、安田カナ、木根早織、荒井奈緒美、周防ゆきこ、桜井彩、濱地美穂乃、橘花梨、藤田彩花(子役)、W/高橋茉弥(子役)
チケット(全席指定)…前売5250円、当日5500円、平日マチネ割引3800円(前売・当日共)
橘花梨専用チケット申し込みフォーム…https://okepi.net/torioki-m/booking_form.aspx?said=67eb6b27-ed99-459d-8622-2add7b76fe9c
お問い合わせ:株式会社アヴァンセ TEL:03-5301-3600(平日11:00～18:00)
