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「海猿」作者・佐藤秀峰氏フジテレビ突撃取材などに激怒!「人の生活をメチャクチャにしておいて…」

 漫画『海猿』『ブラックジャックによろしく』などの原作者で知られる漫画家・佐藤秀峰氏が26日付の自身のTwitterでフジテレビの突撃取材などに不快感を示している。

 これは、『ブラックジャックによろしく』の二次使用フリー化について話題となったことで、8月にフジテレビから直撃取材を受けたもので、同月25日付のオフィシャルブログでは、「面会のアポイントメントがないことを確認した上、お帰りいただくよう指示しました。仕事中ですし、あまりにも唐突だったので」という事態が起こっていたという。

 ブログでは続けて、「こちらとしては犯罪を犯して世間を騒がせている訳ではないですし、アポイントなしで事務所に押し掛けてくるという行動は異常に感じましたが、その後も何度もチャイムは鳴り続け、記者はしつこくコメントを求めてきます。『10秒でいいですから!』って子供ですか?チャイム攻撃は一段落しましたが、なんだか気持ち悪いですよね。お昼ご飯を食べに出かけることすらできませんし、困ったので某テレビ局の別の関係者に連絡し事情を伝えると、しばらくたって『報道の上層部と掛け合って、記者に撤退するように指示してもらいました』」と、実情を明かしていた。

これらのことに佐藤氏は26日付のTwitterで「報道センターのチーフプロデューサーに謝罪をいただき、二度とアポ無し取材はしないことをお約束いただきました。 でも、最後まで『ご挨拶に伺っただけで取材が目的では無かった』とのことでした」と、フジテレビ側から謝罪があったということを説明。

 さらに、「映画『海猿』関連書籍が契約書なしに販売されていたことも分かり、フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取り引きはしないことにしました。 なので、例えば映画『海猿』の続編などは絶対にありません」と、ツイートし、「まぁ…、フジテレビさんには本当に怒っています。 もう関わる気もないからつぶやく訳ですが」と、怒り心頭な様子を見せている。

 佐藤氏はその後もツイッターで「ちなみにフジテレビさんには突撃取材の経緯のご報告も書面でいただいたが、それは公開するなと言われている。 お会いして謝罪したいとも言われてるが、会いたくねーよ」「人の生活をメチャクチャにしておいて、そんなつもりじゃなかったので会って謝りたいって、謝ってねーだろ、と。 お金を盗んでおいて、『盗むつもりじゃなかった、借りただけ』って言ってるのと同レベルだ思うんだよなぁ…」と、率直な気持ちも明かしている。

 27日付のスポーツ報知、日刊スポーツではフジテレビの定例会見で、亀山千広常務取締役(56)は「取材の際、多少ご迷惑をかけたのは事実」とした上で、「私どもからおわびをして、一件落着と思っています」と説明したという。

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