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シルビア・クリステルさん死去…映画「エマニエル夫人」で一世風び

 1974年の映画『エマニエル夫人』で主役を演じ一世を風びしたオランダの女優シルビア・クリステルさんが18日までに、死亡した。60歳だった。

 クリステルさんは、オランダ・アムステルダム郊外のユトレヒト生まれ。17歳でモデルデビューし、ミス・テレビ・ヨーロッパに選ばれたこともある。70年代に女優となり、代表作となったソフト・ポルノ『エマニエル夫人』では、バンコクで性の喜びに目覚めていく外交官夫人を熱演し、そのときの時代背景もあいまって人気を博した。また、2008年に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演して話題にもなっていた。

 19日付の東京中日スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、日刊スポーツ各紙が報じており、クリステルさんは咽頭がんや肝臓がんを患っており、今年7月には、脳卒中を起こして倒れ、アムステルダムの病院に入院していたという。その後、危険な状態が続いていた。代理人によると、17日夜から18日にかけて睡眠中に息を引き取ったという。

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