お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜(29)と箕輪はるか(32)が3日、都内で映画『フランケンウィニー』(監督:ティム・バートン/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)の声優発表(検証?)イベントに出席した。
『アリス・イン・ワンダーランド』などを手がけたバートン監督最新作。孤独な少年ヴィクターと“禁断の実験”によってツギハギだらけで蘇った愛犬スパーキー。そのスパーキーが蘇生したことが、知り合いにバレてしまい話題となったヴィクターは、頼まれて次々と動物を蘇生してしまったことから、やがて街に大混乱が起こるという冒険ファンタジー作品となっている。
ジャージ姿で登場した近藤から「まさかディズニー作品に参加させて頂けるなんて、夢のまた夢でした」と、ニッコニコ。そんな近藤の前には、謎の棺桶が設置されているが、恐る恐る近藤が開けてみると、箕輪がむっくり。箕輪は「世界に入り込んでた。死神じゃないです!」と、なぜか爽快そうな顔で起き上がった。
近藤はいつも偉そうなことから生徒らから敬遠される体育教師とのことで、「体力には自信がありますから」と、ジャージの部分を強調する。箕輪は不思議な世界の生徒役ということで、「映画にふさわしいキャストだなと。ティム・バートンさんは分かってます」というと、近藤も「はるかがいたから今回は決まったんだと思います」と、しみじみ。
囲み会見では、近藤が持ちネタ「角野卓造じゃねぇよ!」と叫んでいる当の俳優・角野卓造(64)が8月31日のイベントで「どんどんやってくれと思っています」と“公認”していたことについて、近藤が「すごく嬉しかった。その後のテレビでも(角野が)『春菜じゃねぇよ!』って言ってくれてて、お互いに違うということを言い合っていきたい。本当に器の大きい方なのでありがたい」と、返答メッセージも寄せ、「間違えてくださる限りやり続けます」と、自信?を持っていたようだった。
さらに、棺桶から“蘇った”箕輪に「きょうは何点くらいつけますか?」との質問が飛ぶと、「120点ですね。違和感なかったですからね。棺桶初めて入ったんですけど、落ち着くって感じでした」と、結構真面目な口調で答え、これには報道陣が爆笑していた。
映画のオススメのシーンについて、「死んでしまった犬が蘇ってからのところとかですね」と、アピールする近藤は続けて、近藤は映画の感想について「おもしろくて、可愛らしい部分もあるし『キャー』と言えるところもあるのでご家族で観てもらえれば」とPRしていた。
『フランケンウィニー』は12月15日より3D/2Dで同時公開!