
女優・能年玲奈(19)が6日、東京・渋谷NHKで来年4月から放送される朝の連続テレビ小説『あまちゃん』出演者発表会に、女優・小泉今日子(46)や宮本信子(67)、橋本愛(16)、俳優・小池徹平(26)ら10人の俳優・女優らとともに登壇した。
東京に住む引きこもりがちで内気な高校2年生のヒロイン・天野アキ(能年)が、夏休みに母・春子の故郷である岩手県の北三陸を訪れ、海女の祖母・ナツに衝撃を受けたことから、海女修業をしていくというもの。アキは地元のアイドルとして町おこしを引っ張っていくこととなる。
真っ白なドレス姿と清純な装いで登場した能年。豪華俳優陣を目の前にし、「いますごく緊張していて昨日からガチガチで、顔がこわばっていたのですが、すごく共演する方々のお名前を聞いた時に、絶対楽しいだろうなとワクワクもしていたので、精いっぱい食らいついていきたいと思います」と、表情も硬いが、「きょうは舞台から落ちないように気を付けます」と、前回の発表会見で降壇時に転んでしまったこともお茶目に振り返る一幕も。

台本を読んでの印象については、「(キャストの方を)お聞きした時にそうなんだと、意外なようでしっくり来るような気がして、お聞きした方と(台本を)読んでみたら楽しかった」と、目を輝かせる。アキの母・天野春子を演じる小泉へは、「伝説のアイドルの小泉今日子さんの娘役で、しかも、自分がアイドルを目指すので緊張してます。素敵な方で美しくて、ドキドキしてます」と、恐縮しきり。
アキの祖母・天野夏演じる宮本へは、「先日お会いした時にちょっとだけ台本読みをさせていただいたんですけど、もうそこに天野夏さんがいたという感じで、これが本物の役者なんだなと思いました」と、感動し、アキの父・黒川正宗役の尾美としのりへは、「えっとあの、尾道三部作を見ていて『ウォーって!』思ってて」と、こちらにまで喜んでいる様子が伝わってくるような満面な笑みを見せていた。
終了後、訓覇圭チーフ・プロデューサーは、「潜るのだいぶうまくなりましたよ。信じられないくらい上達してますね」と、能年の成長に目を細めつつ期待を持たせていた。9月は海のシーンのみ撮影で、10月から本格的にクランクインとなる。
■6日発表されたキャスト
ヒロイン・天野アキ:能年玲奈
アキの母・天野春子:小泉今日子
アキの祖母・天野夏:宮本信子
アキの父・黒川正宗:尾美としのり
若き日の春子:有村架純
現役の海女・今野弥生:渡辺えり
北三陸駅の駅長・大向大吉:杉本哲太
観光協会の会長・菅原保:吹越満
地元名士でアキの恋の相手?・足立洋:小池徹平
アキの親友で洋の妹・足立ユイ:橋本愛
三陸高校の先輩でアキの恋の相手?・種市浩一:福士蒼汰
ほか出演者
アキの祖父・天野忠兵衛:蟹江敬三
現役の海女・長内かつ枝:木野花
現役の海女・熊谷美寿々:美保純
現役の海女・安部小百合:片桐はいり
漁業協同組合の組合長・長内六郎:でんでん
琥珀を掘る男性・小田勉:塩見三省
県議会議員・足立功:平泉成
北三陸駅副駅長・吉田正義:荒川良々
演出:宮藤官九郎
音楽:大友良英



















