人気アイドルグループ『AKB48』“あっちゃん”前田敦子（21、チームA）が27日、東京・秋葉原にあるAKB48劇場での卒業公演に際し、直前の劇場入りのために車両で走行する予定であることを発表していたが、これが中止となったことが運営側から発表された。
この“最後の劇場入り”はあっちゃん自身の「なんとか直接、ファンのみなさまにごあいさつだけでもできないか」という思いから、同日午後3時30分から開かれる予定だったが、警察当局の指導が入ったため中止となったという。
イベントについて運営側は、従前より所轄警察署、近隣施設、および住民らと何度も協議したうえでの実施だったと明かす。しかし、これに待ったをかけた原因となったのは、20日に東京・銀座で開かれたロンドン五輪メダリストによるパレードに50万人集まったことだった。
五輪パレードに集まった人数を受け「前田敦子ならびにAKB48にも、そのパレードに匹敵する人数が集まると、警察当局が予想され、安全確保の観点から急きょ、中止を決定させていただきました」と説明している。
なお、本日から開かれる、『AKB48』の東京ドーム公演の応募申し込み延べ総数については84万4721枚となったことも同時に発表された。
