歌手・長渕剛（55）が12日、福島・郡山市民文化センターで全国ツアー『RUN FOR TOMORROW HALL TOUR 2012』を行った。
この日は、7月22日に行われたツアーの神奈川公演で左膝内側側副じん帯損傷し全治6週間と言われていたところからわずか3週間でしっかり復帰。会場には福島第1原発の事故で、今も避難を余儀なくされている浪江町の子供たち15人も訪れ、その勇姿を見守った。
13日付のスポーツ報知、日刊スポーツ各紙が報じており、1曲目の『日本に生まれた』から約2000人の客席は総立ちとなり、「福島、帰ってきたぞ。会いたかったな。マジで会いたかった。だから、足、治ったよ」と、笑顔を見せる。
震災復興のため、自衛隊慰問など積極的な支援活動をしている長渕は、浪江町の子供らを思って作った『ガーベラ』も熱唱。「お前たちがヒーローだぜ。みんなもこの子たちに負けないよう頑張ろう。俺も頑張る」と、メッセージを訴え会場内は大歓声で応えたという。
