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【ロンドン五輪】卓球女子団体決勝!愛ちゃん、佳純、中国に完敗も銀メダル

 ロンドンオリンピック第12日目の7日、卓球は女子団体決勝が行われ、オリンピックでの悲願の初のメダルを獲得している日本は、卓球王者の中国と対戦。0‐3で完敗し、銀メダルを獲得した。

 日本チームは、石川佳純(=全農、19)、福原愛(=ANA、23)、平野早矢香(=ミキハウス、27)。準決勝の時のように、第1試合を勝って勢いをつけたい日本だったが、福原の相手は、シングルス金メダリストの李暁霞。

 第1試合 福原愛 1(6‐11、11‐9、2‐11、5‐11) 3 李暁霞

 第1ゲーム、立ち上がりから李に連続ポイントを許し、2‐8と大きくリードされる。そこから、福原が4連続ポイントで6‐8と一気に2点差とするが、8‐11で福原は落とす。第2ゲームも立ち上がりから李がリードするが、福原は強弱をつけたラリーとコースを狙った強打で9‐9の同点とする。10‐9とゲームポイントを握り、そのままの勢いで、11‐9でゲームを奪い1‐1のタイ。しかし、第3ゲーム、第4ゲームとも李が一気にポイントを挙げ、大差で連取し、ゲームカウント1-3で第1試合は中国が制した。

 第2試合 石川佳純 0(4‐11、10‐12、4‐11)3 丁寧

 石川の相手は、シングルス銀メダリストの丁寧。

 第1ゲーム、石川は時折、いいショットでポイントを取るが、丁寧に圧倒され4‐11で落とす。第2ゲーム、丁寧の卓球に対応し出した石川は、得意のサーブからの3球勝負に加え、レシーブでも果敢に攻めていく。10‐10のジュースに持ち込む好ゲームを展開するが、そこから丁寧が連取し10‐12。ゲームカウントが0‐2と、後がなくなった。第3ゲームは、スタートから丁寧が圧倒し、そのままストレート負け。日本は崖っぷちに立つ。

 第3試合 石川佳純・平野・早矢香 1(6‐11、3‐11、11‐9、5‐11)3 郭躍・李暁霞

 第1ゲーム、立ち上がりから中国が5ポイント連取。一時は6‐7と1点差まで追い上げるが、ふたたび中国に連続ポイントを奪われ、6‐11で落とす。第2ゲームも中国が圧倒し、3‐11でこのゲームも落とす。このままストレートかと思われた第3ゲーム。立ち上がりから、日本がリードして試合が進む。最後は10‐9と1点差に追い上げられるが、振り切って11‐9で1ゲーム返した。第4ゲーム、第3ゲームの勢いから日本が3連続ポイントを奪う。しかし、4‐5と逆転を許すと、差を広げられ5‐11で落とし第3試合は1‐3。

 合計、日本の0勝3敗で中国が金メダルを獲得。日本は、中国の壁を崩せず2位となったが、卓球史上初のメダルは銀メダルとなった。

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