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地井武男さんお別れの会に800人参列 田中邦衛「ちい兄に会いたいよ…」

 6月29日に死去した俳優・地井武男さん(享年70)のお別れの会が6日、東京・青山葬儀所で営まれた。

 田中邦衛(79)をはじめ、ドラマ『北の国から』で共演した俳優や女優、スタッフらも参列し、式場内で流れたのは同ドラマの主題歌。田中は岩城滉一(61)に続いて祭壇の前に立ち、『北の国から』で息子役を演じた吉岡秀隆(41)に身体を支えられながら、笑顔の地井さんの遺影を見つめ、別れの言葉を述べた。

 7日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、田中は「おいら、何度言われても信じないよ。去年の秋には我が家に来てくれたり、暮れにはたくさんの贈り物を贈ってくれたり、あれは別れに来たのか?」と独特の口調で語りかけ、「3ヶ月前の4月には電話をくれた。手紙もくれた。ちい兄(にい)ごめん…」と言葉に詰まる。そして、「会いたいよ。ちい兄に会いたいよ。ちい兄に」と声を絞り出すと、参列者からすすり泣きが漏れた。

 お別れの会には、『北の国から』の共演者であるいしだあゆみ(64)、中嶋朋子(41)をはじめ、加山雄三(75)、水谷豊(60)、渡哲也(70)、野際陽子(76)、志村けん(62)ら約800人が参列した。

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