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橋本愛 人間関係おびえに共感…完成観てすごいとぼう然

橋本愛 人間関係おびえに共感…完成観てすごいとぼう然
役づくりに率直に「難しかった」と振り返る橋本愛

 女優・橋本愛(16)が29日、都内で出演映画『桐島、部活やめるってよ』(監督:吉田大八/配給:ショウゲート)の『瞳にニューコン試写会』トークショーに出演した。

 とある田舎の県立高校が舞台。成績優秀かつバレーボール部のキャプテン、さらに彼女は校内一の人気女子を彼女に持つ桐島が金曜日、突然、部活を辞めた。本人不在のまま、部活をキーワードに第三者から間接的に桐島のことが語られていくが、それが生徒を巻き込んだ衝撃のラストへとつながっていく。第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウ原作の小説。

 観客は全員が部活動のユニフォーム姿の現役中高生という普段にはない環境で、「カワイイ!」という声が飛ぶなか登場した橋本。

 中学時代、実際にバドミントン部として活動し、本作でもその経験を随所に見せたバドミントン部のヒロイン・東原かすみを演じ、「人間関係におびえ、周りを見ながら人と接していく部分とか、自分もバドミントン部に所属していたので似ている部分が多かったです」と、共感できる部分が多かったそうだが、役について、「難しかった」と率直な返答。「理解できる部分を表現するのが難しかったんです。結構悩み続けながら演じました」という。

橋本愛 人間関係おびえに共感…完成観てすごいとぼう然

 バトミントンをするシーンには、「1年以上のブランクがあって、それを取り戻すのが大変だった。完全に前に戻ってという時間がなかったので不完全燃焼で悔いが残りました。自分を取り戻しつつ、上の良いラインを行けたらと思った」と、だいぶ力をいれていたようだが、事前に開かれたワークショップに参加する機会がなかった中でのものが影響したよう。

橋本愛 人間関係おびえに共感…完成観てすごいとぼう然
トーク後には自然と拍手が

 作品の出来については、「観てすごいなと思って呆然としましたね」という感想。しかし撮影中は、吉田監督のリアルな芝居を求めるという意向によりモニターチェックなしというまま進められたため、「どういう映像か分からなかったんです。新しい青春映画とい聞いていたんですけど、『どこが?』という感じだった」と、思っていたそうだ。

 また、本日はコンタクトレンズで知られるアキュビュータイアップのイベントとあり、コンタクトをした思い出を、バドミントン部でたとえ、「シャトルが綺麗に見えて、感動しました。相手の顔もよく見えたし。なんとなくでシャトルを打ってたんです。だからよく空振りとかしてたんです。いまはないと生きていけないです」と、お茶目なエピソードも披露していた。

 映画『桐島、部活やめるってよ』は8月11日より全国ロードショー!

橋本愛 人間関係おびえに共感…完成観てすごいとぼう然
橋本愛
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橋本愛
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