木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】

木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】 ENTERTAINMENT
スポンサーリンク

木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】

 声優・木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人が出演するテレビアニメ『陰陽廻天 Re:バース』(フジテレビ系、毎週水曜日24時45分~ほか)の序盤のみどころを語ったオフィシャルインタビューが公開された。

 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ制作のdavid productionが手掛ける初のオリジナルテレビアニメーション。熱血ヤンキー高校生・タケルが、不慮の事故をきっかけに転移した「電祇平安京(でんじへいあんきょう)」で出会ったヒロイン・ツキミヤの命を救うべく、「電祇平安京」を襲う脅威に対してタイムリープを繰り返し何度も立ち向かっていく物語。ツキミヤや最強の陰陽師・安倍晴明らとの出会いを何度も経験し、過酷な運命に不屈の精神で抗う予測不能なタイムリープ救出劇。

 主人公・タケル役の木村太飛、ツキミヤ役の内田真礼、安倍晴明役の木村良平、アツナガ役の石川界人らメインキャスト陣が序盤の見どころを語るオフィシャルインタビューが公開となりました。

 ーーTVアニメ『陰陽廻天 Re:バース』はオリジナルアニメとなりますが、台本を読んだときの感想をお聞かせください。
 木村良平(以下、良平):サイバーと陰陽師のミックスは面白そうだなと思いました。第1話ですと、ストーリーの導入部分までしか描かれていないのですが、台本から読み取れる情報だけでも、街並みの様子や文化のようなものが分かりましたので、独特な世界観だと感じました。しかもオリジナルストーリーで、バトルもありつつ、どうやら物語もディープな内容だと聞いていたので、面白そうだなとワクワクしていました。
 木村太飛(以下、太飛):陰陽師、サイバー、転生、ループ、ヤンキー、恋愛と、情報量がすごいな!と思いました(笑)。(転生モノは)どちらかというと西洋の世界観で描かれる作品が多いという印象があり、サイバーな世界観も、最近の転生モノとは毛色が違う感じがしました。そういうところも含めて、この作品は面白くなるのではないかなと、期待が膨らみました。
 内田真礼(以下、内田):オーディションでいただいた資料が面白くて、そこでかなり惹かれていました。私の演じているツキミヤも、事前に渡されたオーディション資料だけでも情報量がとても多かったキャラなんですね。この内容を1クールでやるのか!と驚いたんですけど、だからこそ、この役を演じてみたいと思いオーディションを受けました。役をいただけて、物語を読んでみたら、やっぱり面白くて。色々な要素が含まれているのですが、掘れば掘るほど魅力が出てくるのが『陰陽廻天 Re:バース』だなと思いました。
 石川界人(以下、石川):正直なところで言うと、展開のスピードが早くて、何が何だかわけがわからないというのが第一印象でした。視聴者の皆さんも同じ感想を抱くのではないかなと思っています。第1話も、そんなに詳しく説明はせずに、こういう事があって、ああいう事があって、こんな勢いでやっていくぜ!というノリだったんです(笑)。でも、そこにワクワクするんですよね。いったい何が起こっているの?の連続で、興味が湧く台本でした。

 ーーそれぞれが演じたキャラクターについてと、演じた感想をお聞かせください。まず業平 猛ですが、不慮の事故をきっかけに電祇平安京に迷い込んだヤンキー高校生で、ツキミヤにゾッコン。そして決めたことは最後までやり通す性格です。
 太飛:タケルは両親がいなくて、おじいちゃんと中華料理屋をやっているんですけど、真っ直ぐで良い奴なんです。でも、超おバカな感じもあって、自分も単純なところがあるので、肌に馴染んだというか(笑)。演じるにあたっては、とにかく叫ぶことが多かったので、『ドラゴンボール』シリーズの映画をたくさん観てから収録に行っていました(笑)。あと、名前ありのキャラクターをいただけたときの第1話の収録は、いつも見た目から入るんです。だから今作も、タケルが着ていそうな派手なシャツを着て、オールバックにして収録に臨みました。

 ーーツキミヤは、電祇平安京でアイドル的人気を誇る舞手です。そして、タケルからは“ゾッコンさん”と呼ばれています。
 内田:ツキミヤに関しては、ツキミヤ自身のことが描かれているというより、タケル視点のツキミヤが描かれることが多かったんです。本人がどうあろうとしているのかが、実はよくわからないキャラだなと台本を読んでいて思いました。ですので、タケル目線のツキミヤを演じていこうというのが、始まった当初の気持ちで、内側から出てくる女の子のかわいさや魅力を、その瞬間瞬間で引っ張り出すようなお芝居の仕方をしています。すごくかわいいし、舞もできるし、俺のこと好きじゃん!と思わせる感じがあるんだけど、どこか食えない印象もある。タケルは「好き」という気持ちがあるから、そのかわいさを受け入れてくれるけど、本当のところはどうなんだろう、というのはあると思います。

 ーー視聴者もゾッコンになるような感じなんですね。
 内田:視聴者の方がタケル目線でツキミヤを見て、とってもかわいい!と思ってもらえるように意識していましたし、アフレコでも、「もっとかわいくしていいです」と言われていたので、なるべく濃い目にお芝居することを心がけていました。

 ーー安倍晴明は、電祇平安京を護る陰陽師たちの頂点に立つ最強の陰陽師です。
 良平:すごく力のある陰陽師で、みんなを束ねる存在なんですけど、いつも笑顔でみんなにも優しいので、すごく良い人なんですよね。そして、とても頼もしい。素敵な存在だなぁと、僕は思っています。
 内田:えー!? ホントにそうなんですか?(笑)。
 太飛:でも、まだ言えないことは多いですよね。

 ーースタート時は、どのような方向性で演じていたのですか?
 良平:正直なところ、ちょっと怪しく見えてもいいかなと思って演じていました。タケル目線で見たら、謎めいた(電祇平安京の)街そのものみたいな感じに見えていると思うので、その街がタケルを受け入れるのかという側面は、特に物語の前半にあると思います。なので、懐の深さであったり、底知れなさというのは、あっていいのではないかなと思って演じています。

 ーーアツナガは、エリート陰陽師で、日々の鍛錬を怠らない努力家です。
 石川:アツナガは、タケルと違った方向で結構バカなんですよ(笑)。オーディションのときからギャグ寄りのセリフが多かったんですが、キャラクターPVも真剣なセリフが1割程度しか使われていなかったんです。ポジションとしては真面目で誠実で、しかも陰陽師のエリートなんですが、扱われ方はギャグということでやりがいのあるキャラクターでした(笑)。ただ、見ていて思うのは、この作品にタケルがいなくて電祇平安京を舞台にした作品だったら、彼が上を目指していく物語として描かれるだろうなと思えたんですよね。
なので、彼のバックボーンなども感じさせるようなお芝居ができればいいなと思いながらアフレコに臨ませていただきました。

 ーー主人公のような要素もありますよね。最初はカッコいいキャラクターだと思ったのですが、途中で少し様子はおかしくなる感じはありました。
 石川:生真面目って面白いんですよ(笑)。だから演じる際も、変化球は投げずに真っ直ぐに演じました。疑うべきは疑い、信じるべきは信じる、そんなキャラクターだと思っています。

 ーー今作は、《怨人(おに)》と呼ばれる化け物によって、ツキミヤが命を落とすという未来に抗うために、タケルがタイムリープを繰り返す物語です。つまりタケルの周りの人物は、何度も初めての出会いを繰り返すことになりますが、演じていていかがでしたか?
 太飛:ループしている本人は記憶がリセットされないんですけど、それに対する戸惑いが薄いんですよね。前の時間で培ってきた親近感をそのまま持っていくんです。だから周りの対応の仕方も、最初のはじめましてとは違うんです。「すごく友達みたいな感じで来るけど、こいつ誰?」みたいな。そういう相手の変化も、見ていたら面白いのかなと思います。

 ーー初めて会ったような反応をされることに関してはどうですか?
 太飛:それも彼は全然気にしていないんじゃないですかね(笑)。
 石川:「そっか、わりぃわりぃ、はじめましてだった!」みたいな感じだよね。
 太飛:そうですね。でも「俺たち、絶対に仲良くなれるから大丈夫!」みたいなノリなんです。
 内田: ツキミヤは、初めて会うという感じでやっていましたけど、タケルが引っ張ってくれるというのはあると思うんです。この世界では異分子だけど、何があっても突き進んでいくのがタケルだから、そこに心惹かれるものが生まれてくるのかな?と思いながら、第1話、第2話と進んでいく感じでした。

 ーーでは、アニメの映像を見た感想をお聞かせください。
 太飛:とにかく画がきれいで、めっちゃ動くんです。《怨人》が来るときに発生する黒い霧を《闇薫(やみかおる)》と呼ぶんですけど、その時のネオン管の感じがすごく好きで。周りが暗くなって、下から照らされている感じがカッコ良かったです。そして敵である《怨人》もカッコいいんですけど、式神のデザインも斬新で、ロボットみたいなんですよね。しかもふたりの陰陽師が別のところから操っているというのも新鮮でした。
 ※式神の受けた損傷は操縦者の精神にフィードバックされ、式神が完全に破壊されると陰陽師も死亡する
 内田:オリジナルアニメなので特に導入が大事だと思っているのですが、映像がきれいだなというのが第一印象でした。タケルが元いた世界と電祇平安京も全然違いますし、そこで生きている人たちの髪の色もバラバラで、この世界って何なんだろうと引き込まれる魅力がありました。どこか違和感のある世界観がすごく素敵です。ツキミヤの舞いのシーンもすごくきれいで、これはタケルも好きになっちゃうよなぁと思いました(笑)。
 良平:昔から見ている時代劇のような背景の中に、現代どころではない、近未来を感じられるようなものが同居している。おそらくあれには陰陽術の原理が働いているんでしょうけど、そういうズレみたいなものにワクワクしました。で、バトルが始まるとロボットものっぽくなる…。すごく広がりのある世界観だと思ったので、描かれていない部分まで見たくなるような面白さがありました。
 石川:疾走感がすごい映像ですよね。情報量もたくさんあるし、展開がどんどん進んでいくから観ていて疲れない。考え込む前に次の展開が来るので、本当に怒涛の展開だと思います。映像も陰陽術がすごくカッコ良くて、技にも迫力があるんです。最近のアニメーションだとそこで3DCGが使われるんですが、サイバーな世界観と陰陽術がすごく馴染んているんですよね。あと、小物もすごくカッコいいんですよ。陰陽師が手に付けているアイテムとか欲しくなりました。

 ーー最後に、TVアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の見てほしいポイントを教えてください。
 良平:設定の魅力、キャラクターの魅力はあるんですけど、観ていて抱く違和感、気持ち悪いと感じる部分というのが、ループものの“謎”だと思うんです。この世界が勝手にループして、みんながただ困っている話ではなく、そこには誰かしらの企みだったり、描かれていない大きな事象が起きているのかもしれない。物語を追いながら、そういう謎を明かしていくのが楽しいんだと思います。さぁ、あなたは誰を疑うのでしょうか。
 内田:私は、この物語を見て、しっかり辛いことも描いていくんだなと思いました。それは後半になるにつれて、より強くなっていくのですが、そこで視聴をやめないでほしいです。。オリジナルアニメだから、どうなるかわからないですけれども、そういう展開に振り回されてほしいですし、そこに作り手の皆さんが伝えたい部分があると思いますので、どんな結末を迎えるのかを楽しみにしていてください。私も楽しみにしています。
 石川:電祇平安京にいろんな《怨人》がやって来ては、それを撃退するんですが、《怨人》のデザインがすごいんです。それぞれに個性があって相当考えられたデザインをしているので、敵と呼ばれるものにも注目して観ていただければと思います。
 太飛:今挙がったように、魅力的な要素がたくさんあって、スルーされているかもしれないんですけど、そもそもタケルって何でループできるのか、というところですよね。タケルの存在って何なんだろう、あの力って何なんだろうと、タケル自身に謎があるんです。それとこの世界の謎。どちらも考察しがいがあるので、細かいシーンを見直したりしながら観ても面白いのではないかと思います!

木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】

 テレビアニメ『陰陽廻天 Re:バース』
 フジテレビ 毎週水曜24:45~
 関西テレビ 毎週木曜26:15~
 東海テレビ 毎週土曜25:45~
 福島テレビ 毎週水曜24:45~
 北海道文化放送 毎週木曜24:55~
 石川テレビ 7月29日より毎週火曜24:45~
 ※放送時間は予告なく変更となる場合がございます
 各種配信サービスにて配信中

 〇イントロダクション
 誰ともつるまず1人孤独に喧嘩に明け暮れるヤンキー高校生・業平 猛 (なりひら たける)は、夢に何度も現れる謎の少女・ツキミヤに想いを募らせる日々を過ごしていた。
 そんなある日、タケルは不慮の事故で崖から転落。
 意識を取り戻すと目の前に広がっていたのは、テクノロジーが高度に進化を遂げた平安京・《電祇平安京(でんじへいあんきょう)》。そこは、最強の陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)が守護しており、憧れのツキミヤが現実に存在する別世界だった!
 夢にまで見た運命的な出会いに舞い上がるタケルだったが、突如発生した黒い霧《闇薫(やみかおる)》の中で《怨人(おに)》と呼ばれる化け物によってツキミヤもろとも命を落としてしまう。
 ――しかし、次の瞬間、タケルは再び電祇平安京で目を覚ます。
 やがて自身がタイムリープしたことに気づいたタケルは、ツキミヤが命を落とす未来に抗うため、安倍晴明から陰陽術を習得し、陰陽師として戦うことを決意する――!

 〇スタッフ
 原作:作乃藤湖
 原案・監督:髙橋秀弥
 シリーズ構成:森ハヤシ
 キャラクターデザイン:森田和明
 プロット原案:佐藤悪糖
 世界観設定考証:柴田勝家
 コンセプトアート:キツネイロ
 音楽 :得田真裕
 オープニング・テーマ:「CRY OUT CRY OVER」Who-ya Extended
 エンディング・テーマ:「TURN OVER」9Lana
 アニメーション制作:david production

 〇キャスト
 業平 猛:木村太飛
 ツキミヤ:内田真礼
 安倍晴明:木村良平
 アツナガ:石川界人
 ユラ:永瀬アンナ
 カズラ:井上麻里奈
 シノ:吉武千颯

 〇WEB
 公式ホームページ:https://onmyo-kaiten.com
 公式X(旧Twitter):https://x.com/OnmyoKaiten_PR
 公式TikTok:https://www.tiktok.com/@onmyokaiten_pr
 推奨ハッシュタグ:「#陰陽廻天」

 ©作乃藤湖/「陰陽廻天 Re:バース」製作委員会

 

木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】

木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】

木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】

木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】

木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人がアニメ『陰陽廻天 Re:バース』の序盤の見どころを語る【インタビュー】

タイトルとURLをコピーしました