新しい時代のゴム用潤滑コーティング「NTBX-139」:オキツモがフッ素非依存のコーティングを開発

ゴム用潤滑コーティング「NTBX-139」が、PFAS対策を可能にします。

概要

商品名:ゴム用潤滑コーティング「NTBX-139」(プロトタイプ)フッ素コーティングのような優れた潤滑性・非粘着性食品衛生法に適合開発日: 8月下旬容量:10kg色調:クリア、黒、白適用基材:NR、NBR、EPDM等詳細URL: https://www.okitsumo.co.jp/about/prototype/g-silicon/

開発背景と特長

主に欧州や米国におけるPFAS(有機フッ素化合物の総称)規制案などの影響により、フッ素を含有しない材料への需要が増えています。これに対応するために開発されたのが「NTBX-139」です。しっかりと滑り性を持つゴム製品には一般的にフッ素の表面処理が選ばれますが、「NTBX-139」はフッ素を含まないゴム用潤滑コーティングとして開発されました。ゴム用潤滑コーティングは、フッ素に代わり主にシリコーンオイルを使用した潤滑性・非粘着性を特長とした塗料です。さらに、食品を加工する工場から炊飯器や水筒など、食に関係する様々な製品でゴムが使われています。これらの製品に使用するゴムでも、安心して「NTBX-139」をご使用いただけます。

その他の開発情報

一般的に難密着素材とされているシリコーンゴムにも密着することが可能な塗料「NTBX-268」もプロトタイプとして開発されました。これにより、サンプルをご希望の方はお問い合わせいただけます。詳細情報のURLは以下のとおりです: https://www.okitsumo.co.jp/about/prototype/g-silicon/

まとめ

「NTBX-139」はフッ素を含有しないゴム用潤滑コーティングとして、ゴム製品の表面処理にニーズがあります。有機フッ素化合物の規制強化を受けて、「フッ素以外の表面処理を検討したい」というニーズに応える商品であることが期待されています。最も注目すべきはその滑らかさで、フッ素コーティングと同様の性能を持ちながら、フッ素を使用していない点が挙げられます。

 Read More

広告

Press Release最新記事