人気アイドルグループ『嵐』の櫻井翔（30）が主演してヒットしたドラマ『謎解きはディナーのあとで』（フジテレビ系）が映画化されることが3日、分かった。
同作は櫻井演じる毒舌執事・影山と北川景子（25）演じる令嬢刑事・宝生麗子が遭遇する事件を解いていく姿が好評となり、「お嬢様の目は節穴でございますか?」などのセリフも印象深い作品だ。
4日付の東京中日スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、シリーズ初の海外ロケが決定し、シンガポールに向かう豪華客船での連続殺人事件に挑むという。
監督はドラマ版の演出を務めた土方政人氏で、来年公開予定とのこと。
舞台となる客船は、シンガポールを拠点とするアジア最大の客船スーパースター・ヴァーゴ号といい、船内面積は東京ドームの1.5倍で、映画館やカジノも備えたもの。インド映画に一度使われたが、邦画では初の撮影となる。
共演者にも力が入っており、乗員側は客室支配人に中村雅俊（61）、船内ステージ歌手に桜庭ななみ（19）、船長に鹿賀丈史（61）。乗客側は福引でチケットを手に入れた下町の珍客に宮沢りえ（39）、映画監督に竹中直人（56）、ギャンブル好きの社長に生瀬勝久（51）が配役されているそうだ。
櫻井は「ずっと行きたいと思っていたシンガポール。そして豪華客船での撮影。仕事とはいえ胸を躍らせています」とコメントすると、「子供から大人まで楽しめるエンターテインメント作品になると思いますので、ご期待いただけたらありがたき幸せ」と、すでに影山になり切っているという。
