株式会社山善は、中小製造業の生産性向上を目指し、複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」のサービスを開始しました。2024年12月末までのオリジナルサービス無料提供も行います。
『ゲンバト』の目指す未来
日本の製造業が直面する生産性の問題と、国際競争力の低下を背景に、「ゲンバト」は中小製造業のデジタル化をサポートすることを目的としています。第1次産業と第2次産業の衰退、第3次産業の割合増加が示すように、製造業における生産性向上は急務とされています。山善代表取締役社長の岸田貢司氏は、この状況を受けて「ゲンバト」の開発を進めた経緯を語りました。
『ゲンバト』の機能と提供サービス
「ゲンバト」は、現場の様々な課題を解決するための複合型SaaSプラットフォームです。4種類のオリジナルサービスと6種類のパートナーサービスを提供し、中小製造業のデジタル化を支援します。オリジナルサービスは、サービス間の連携と、月額1～2万円で始められるサブスクリプションモデルが特徴です。これらを通じて、生産性の向上と収益機会の拡大を図ります。
中小製造業が抱える人手不足やデジタル化への挑戦、生産性向上の課題に対し、「ゲンバト」は実用的なソリューションを提供します。トークセッションでは、日本の製造業が直面する課題とその解決策について議論されました。山善は、「ともに、未来を切拓く」をパーパスに掲げ、中小製造業の成長を支えていく姿勢を明確にしています。
