キャムテック、宮城県の介護現場で「仙台市 日本人介護職員向け やさしい日本語講座」を開催

仙台日本人介護職員向け「やさしい日本語講座」が宮城県で開催

このセミナーは、宮城県の介護業界で人材不足が顕著であり、外国人材の労働力の必要性が一層増していることを背景に、就業する外国人材と受け入れる企業の双方にとって働きやすい環境を実現することを目的として開催されました。対象は宮城県の介護業界で働いている日本人の従業員の方々で、現在職場で一緒に働いていたり、これから働く予定があったりする外国人従業員に対して、理解しやすくコミュニケーションのとりやすい表現である「やさしい日本語」について学びました。

アジェンダ(1)現状 全国/宮城県内における外国人材の雇用状況や推移を知る(2)コミュニケーション 外国人の方が理解しやすい表現、間違えやすい言葉の意味を知る(3)文化 宗教や食生活など、日本と違う様々な文化を知る

やさしい日本語が外国人にもわかるように考案!

普段使用している日本語を、外国人にもわかるように配慮した簡単な日本語のこと。外国人はもちろん、小さな子どもや高齢者、障がいを持った方など様々な人に伝わりやすいコミュニケーションツールとして支持されています。阪神淡路大震災の際、多くの外国人が日本語を十分に理解できなかったため、必要な情報を得ることができず取り残されたことがきっかけとなり、緊急時「誰でも」「できるだけ早く」「正しい情報」を得られ、適切な行動をとれるように考案されました。

宮城県 外国人労働者の推移

宮城県では、外国人労働者の人数が年々増加しています。医療・福祉業界における海外従業員の人数や、全業種における割合も上昇しており、言語や文化の異なる人種とともに働く必要性が高まっています。

介護現場で外国人と接するコミュニケーションの取り方を学ぶ! 受講生の声

「昨年12月に外国人男性が入職し、初めての日本に戸惑っている様子がありました。幸い先輩2人がいてくれるので心強いですが、日本に慣れていないスタッフへの関わり方について学びたいと考えました。介護現場で外国人が苦労する日本語について知ることができたのが特に参考になりました」

「インドネシア、ミャンマー、ベトナムから20人弱のスタッフを採用しています。指示が本当に理解できているか不安で、『はい、わかりました』と返事をしてくれても、実際に実践同行して確認している現状から、外国人職員とのコミュニケーションの取り方を学びたいと思い参加しました。

キャムコムグループ、海外人材への取り組みを強化

キャムコムグループ会社キャムテックでは、技能実習生一人一人にとって、日本での就業経験が充実したものになるには、良質な教育の提供と生活面での支援が不可欠であると考えています。その理念に基づき、関東・関西にそれぞれ設けられた宿泊型研修施設キャムテックエデュックアカデミーの設立や、日本語や実技の研修を行うオンライン型研修プログラムの開発、就業後のライフサポートシステムの運営など、多岐に渡った事業を展開しております。

また、2022年より技能実習生らが日本にやってくる際に大きな負担となる手数料を、奨学金の付与によって大幅に軽減するなどを盛り込んだ研修プロジェクトを構築したところ、送り出し政府からも高い評価を得ることができました。このプロジェクトは現在インドネシア政府と提携されているほか、ベトナム政府からも推奨を受けております。

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