NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演している俳優・吉高由里子、吉田羊、岸谷五朗、柄本佑の4人が3日、千葉県・成田山新勝寺で行われた「成田山節分会」に出席した。
今年は、新年から令和6年石川・能登自身が起き、翌日には羽田空港での飛行機事故と禍が相次ぐスタートとなり、「国土安穏・万民豊らく・五穀豊穣・転禍為福の願いにも一層の想いと力が入った。
菅原道長を演じる江本佑、まひろ(のちの紫式部)を演じる吉高由里子、藤原詮子を演じる吉田羊、まひろの父・藤原為時を演じる岸谷五朗は和服の上から緑と赤の裃を着用し、大本堂前に設置された特設舞台から手にいっぱい袋に入った豆を持ち、勢いよくまいた。集まった参拝客は、歓声をあげながら手を伸ばし、つかみ取ろうとしていた。
新勝寺では「本尊の不動明王の慈悲で屋にも改心する」との言い伝えがあり、「福は内、福は内」と唱える。
旧暦では立春の頃が一年の始めとされ、最も重要視されていたので、節分といえば、一般的に立春の前の日を示すようになった。 立春を新年とすると、節分は大晦日にあたる。 そのため、現在でも節分のことを「年越し」という地方もあるとか。