アディーレ未来創造基金が「#奨学金返済 支援プロジェクト」展開発表5

アディーレ未来創造基金が「#奨学金返済 支援プロジェクト」展開発表

アディーレ未来創造基金が「#奨学金返済 支援プロジェクト」展開発表4

 『公益財団法人公益推進協会 アディーレ未来創造基金 #奨学金返済 支援プロジェクト 記者発表会』が10日、都内で開かれお笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』田村淳、タレント・貴島明日香、プロジェクトキャラクターを務める白本彩奈が出席した。

 2017年に弁護士法人アディーレ法律事務所(東京弁護士会所属)によって設立されたアディーレ未来創造基金。同基金が、奨学金返済に苦しむ若者の支援のために新たな助成活動として『#奨学金返済 支援プロジェクト』を発足した。

 今回のプロジェクトはアディーレ未来創造基金の8月21日から24日までの期間の調査で20代~30代の男女(全国の男女・インターネット調査で調査人数は1000人(スクリーニング8108人から奨学金返済中の方を抽出))に調査し、3人に1人が奨学金によって何らかの夢をあきらめている実態があり、そのなかでも現在返済中の奨学金利用者の80%が奨学金の返済が重荷に感じ、半数を超える51.1%が奨学金利用を後悔しているという回答があったことを状況を鑑みて、スタートしている。

 現在ニュースなどで聞かれる、奨学金返済問題を知ったきっかけへ、田村は「自分が大学に進学しなかったんで、分かっていなかったんです。でも、『キュウソネコカミ』というバンドが好きで、その曲(『貧困ビジネス』)の中に、“奨学金に殺されそうだ”という歌を歌っていたんです。奨学金は学生を苦しめるものなかと、そこから調べ始めました」という。

 その調べた結果、田村は「奨学金は学びたいけど、お金がなくて学びたいという人を支援する制度ですけど、給付型と貸与型があって、給付型がもっと広まればいいなと思っていますけど、現状国からそこまでの予算が出せていないというところは問題だなと思います。自分の夢を現実化するために大学で学んで、そこから未来が開けていかないといけないのに、借りて、苦しくなって夢や希望を諦めるって悪循環で、どこかでテコ入れしないとと思いますね。社会に出る前に借金があって、夢や希望が思い通りに進まないところは問題だなと感じています」と、自身の感じていること話すと、白本も「未来のために借りて大学に行ったのに、借りたから夢を諦めてしまうって悲しいと思います」と、うなずいた。

 この悪循環になってしまうことで、田村は「学んだ分のお金で社会でスタートを切って、充実した社会との接点とか、お金があればこういうことができるという状況で、節約しながら働かなきゃいけないというときには働きがいに気づけ無いんじゃないかなって。気づいたら何のために働いているんだろうかと思い悩むんじゃないかなって。僕は経験はありませんが、いきなり借金している状況は、あまり人を豊かにしないんじゃないかと感じます。借金返済込みでの人生設計が始まるので少子化対策とか政府がいろいろやっていますけど、結果、自分の子供がお金を借りていくと苦しくなるという道筋になると、より子供を産もうとかのことにもつながらない、全部連動している気がしますけどね」と、持論を展開していた。

 そして白本から「奨学金のことは聞いていましたが、奨学金を支援するプロジェクトは初めて聞きました。今後大活躍するプロジェクトに感じています。そんなプロジェクトのイメージキャラクターを務められることを嬉しく思います。広めていけたら良いなと思っています」といい、貴島からは「若者の第一歩の後押しになる記者会見に登壇できて光栄でした。私自身、奨学金についてあらためて考えるきっかけになりました」と感想を。

 田村からは「すごくいいプロジェクトだなと思います。借金が自分の夢を語ることで、支援してもらえるって、アディーレさんだけではなく、企業の方がこうした若者支援を担うきっかけを作っているのではないかと思います。すごく応援したい、プロジェクトだなと感じています」と話していた。

 ■『#奨学金返済 支援プロジェクト』概要
 ・助成対象:2024年3月31日時点で満19歳~満34歳の方で貸与型奨学金の受給者 現在返済残額があり、2024年3月末時点で返済義務を有する方
 ・金額:2024年3月31日時点の残額を全額支援
 ・応募期間:2023年10月10日14時~2023年12月10日23時59分
 ・発表時期:2023年12月末を予定
 ・助成時期:2024年3月の予定
 ・応募方法:プロジェクト公式WEBサイト内の「エントリーフォーム」より応募。動画もしくはPDFにて、夢をテーマにしたレポートを提出
 ・審査方法:外部の審査員協力のもと、アディーレ未来創造基金にて助成対象者を決定

 ※注意事項:助成決定者は、奨学金残高証明書等による借り入れ証明が必要となります。

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