「テニプリフェスタ2023 U-17 WORLD CUP」【イベントレポート】

「テニプリフェスタ2023 U-17 WORLD CUP」【イベントレポート】

「テニプリフェスタ2023 U-17 WORLD CUP」【イベントレポート】
    (2024年にテレビアニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』が放送されることが発表された)

 『テニプリフェスタ2023 U-17 WORLD CUP』が6月3日(土)&6月4日(日)の2日間3公演、神奈川・横浜アリーナで開催された。2016年に開催されて以来7年ぶりの「テニプリフェスタ」ということで、大熱狂の中幕を閉じた。特に、U-NEXTで独占ライブ配信が行われた本日6月4日(日)昼公演では、テレビアニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』の放送決定が発表され、会場とオンラインともに大きく盛り上がった。

 ■6月4日(日)昼公演イベントレポート
 諏訪部順一(跡部景吾役)が最初にステージに登場。会場のボルテージを一気に上げる氷帝コールが響き渡った。客席が大いに盛り上がる中、『チャームポイントは泣きボクロ』が披露され、氷帝カラーである水色のペンライトが会場を埋め尽くした。ステージ上の巨大モニターにオープニング映像が流れると、25名のキャストとアーティストが登場し、皆川純子(越前リョーマ役)が開幕を宣言。シリーズ初となる横浜アリーナでのライブに笑顔を見せた。日本代表・中学生、高校生、海外代表キャストの順で一言ずつ挨拶した後、YOSHIKI EZAKI × Bleecker Chromeが登場。テレビアニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』オープニングテーマ『I can fly』でライブがスタート。アニメ映像とともにトップバッターとして会場を盛り上げた。
 ライブ序盤では、高橋広樹(ラルフ・ラインハート役&菊丸英二役)がトロッコで客席を周り、高橋直純(丸井ブン太役)がタオルを回すなど、それぞれ会場を沸かせた。森久保祥太郎(切原赤也役)はバックダンサーを引き連れて『Aggressor’s High』を熱唱。闘志に満ちた激しいナンバーに、客席がペンライトで赤く染まった。ユニット『永遠(とわ)への旋律(メロディ)』の『FREE STYLE』では、諏訪部、新垣樽助(木手永四郎役)、相葉裕樹(入江奏多役)、置鮎龍太郎(手塚国光役)の4名が登場。会場は一瞬どよめきに包まれながらも、今日限りの特別編成でのパフォーマンスに声援と拍手で盛り上がった。その後、MCでお馴染みの川本成(河村隆役)と小野坂昌也(桃城武役)からなる『634』が登場し、龍の字を背負った法被姿で『龍に乗れ』をデュエット。川本の軽やかな前転と小野坂のこぶしがきいた歌唱、息ぴったりの合いの手が客席をお祭りムードに塗り替えた。暗転を挟んで、日本代表、海外代表の面々で【「新ナンパの王子様」テニプリフェスタ2023年ver.】と題したアフレココーナーを披露。キャラクターごとの個性あふれるナンパテクニックに、笑いと歓声が何度も沸き起こった。
 続いて、海外代表キャスト陣の歌唱パートに。利根健太朗(ユルゲン・バリーサヴィチ・ボルク役)は重厚な歌声、北田理道(ジャン・フィッツジェラルド役)と武内駿輔(クリス・ホップマン役)はアイアンウォールを表現したテクニカルな振り付け、木村昴(J・J・ドルギアス役)は堂々としたラップを交えた、見事なパフォーマンスを見せた。そこにMCとして川本、小野坂が登場し、ワールドプレイヤートークと題して、今回初参加となる海外代表メンバーを中心にトークを展開。久しぶりに声出しが解禁された喜びや、それぞれのステージングへのこだわりなどを語り合った。
 ライブが半ばに差しかかると、テニプリジャパンオールスターズによる新曲『UNSTOPPABLE』が初披露された。世界を獲る闘志と疾走感に満ちた楽曲が手拍子とコールに彩られ、会場は一体となった。そのまま、日本代表選抜メンバーによるトークコーナーに。新垣は前回のテニフェスよりさらに大きくなった声援に驚きの声をもらし、高橋直純は初めてだというトロッコ上でのパフォーマンスについて、興奮気味に感想を述べた。ミュージカルを中心に活躍する上山竜治(種ヶ島修二役)のステージングに、小野坂は終始感心した様子だった。トークが盛り上がる中、津田健次郎(乾貞治役)と竹本英史(柳蓮二役)からのビデオメッセージが到着。6月3日&6月4日にそれぞれ誕生日を迎えた博士と教授コンビへのお祝いコメントとともに、デジタルシングル『Future Seekers -Dialogue Sadaharu Inui-』『Future Seekers -Dialogue Renji Yanagi-』の発売が発表されると、会場からは喜びの声が上がった。
 ライブ終盤は甲斐田ゆき(不二周助役)からスタート。一面が青いライトに照らされる中、「伝い落ちるもの 伝えたいこと」をしっとりと歌い上げました。日本代表・高校生キャスト陣の歌唱パートに突入すると、相葉が抜群の演技力で、安元洋貴(平等院鳳凰役)が持ち前の重低音ボイスで客席を魅了。そして、『キミとParty Night』で会場のボルテージは最高潮に。細貝圭(君島育斗役)がバックダンサーとして高橋直純、新垣、上山、相葉を伴って登場し、完璧なコールで客席が一つになった。笑顔とざわめきを残したまま、畳みかけるように津田英佑が『LASERBEAM』を熱唱すると、会場はさらに熱狂。締めくくりとして皆川が『青』で空気を一変させると、客席からは「純ちゃん」コールが。皆川は涙まじりの声で感謝を伝えた。
 エンディングでは皆川が感謝の想いを述べ、全員で新曲『ALL TOGETHER NOW』を初披露。テニプリとテニプリファンへの愛と感謝を届け、本編が終了。皆川、甲斐田、永井、杉本ゆう(遠山金太郎役)からなるユニット『無敵プリンス』が『Virgin Breath』でアンコールに応え、再び全員がステージに集合。2024年にテレビアニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』が放送されることが発表され、会場は歓喜の渦に。皆川が感無量な様子でファンの期待を煽ると、大きな声援と拍手が送られた。最後はライブでおなじみの楽曲『Love Festival』で公演が締めくくられた。

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 ©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王⼦様プロジェクト

 

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