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早見沙織「聲の形」収録は「結びつきが強かった」!山田尚子監督は「人生を賭けて制作した作品」

早見沙織「聲の形」収録は「結びつきが強かった」!山田尚子監督は「人生を賭けて制作した作品」
早見沙織と山田尚子監督が映画「聲の形」舞台あいさつに登壇した

 アニメーション映画『聲の形』(監督:山田尚子/配給:松竹)大ヒット御礼舞台あいさつが1日、東京・新宿ピカデリーで開かれヒロインの西宮硝子役・早見沙織と山田監督が登壇し、その反響や『第40回日本アカデミー賞』で優秀アニメーション作品賞を受賞したことへの思いなどを語った。

 漫画家・大今良時氏が『週刊少年マガジン』(講談社)に連載していた同名コミックを、京都アニメーションがアニメ制作を手がけ話題に。昨年9月に公開されいまだロングランを続けており、ファンの心を掴んでいる。

 壇上では優秀アニメーション作品賞受賞へ、山田監督はスタッフたちとともに、観客とともに受賞への感謝を。

 収録へは、早見はキャスト陣へ、レギュラー番組のように毎週顔を合わせて撮影していたわけではなくても「結びつきが強かったかなって」と、感じ入るものがあったよう。「アフレコブースに入ると固まっているというか」と言っていた山田監督は以前一緒に仕事をしたキャストは少なかった中でも「入野さんも初めてで。でも、みなさんフラットに来てくれて」と、まとまりを感じたそう。

 そんな2人の思いに呼応するように、この日登壇こそなかったが手紙を会場にあてた石田将也役の入野自由からも「みんなで同じ方向を向いてできた」と、メッセージがあった。

 本作が自身たちにとって、どんな作品になった?という質問も飛んだが、早見は「なかなか一言で答えるのは難しいですね」と、しばし考え込みつつ、「私自身も形にならない形という印象というか感想もあるし、観てくれた方自身の形もあるから、面白いのかなって感じました。言葉にならないけど何か大事なものをもらったんじゃないかなと思える作品だと思います」と、1言1言考えながら思いを。

 山田監督は「とても素晴らしい原作でしたし、人生を賭けて制作した作品だったんです。それだけに、気持ちもすごく乗っていましたし、出会いも素晴らしいものがありました。早見さんもそうですが、一緒に作品を作ったスタッフもそうです。とても大事な作品です」と、人生に大きな影響を及ぼしたそうだ。

 あっという間に時間が来てしまい、2人で「時間が足りない!」と言い合っていたが、早見は「こんなに長い時間が経ってもこれだけ多くのみなさまと『聲の形』を共有できることをすごく嬉しいなと思っています。やっぱり作品の持つパワーあってこそかなと思います。観るとまた違ったものがもらえるかもしれないので、これからもこの作品を胸に置いて過ごしてもらえれば」と、呼びかけ、山田監督は、「最初の公開したときからずっと言っているんですが、観た方に何か希望の光を灯すことができればっていうところで、スタッフ一同、愛を込めて、心を込めて、人生を込めて作った作品です。まだまだ大事なものは冷めていません。きょう初めて観て頂く方もいると思うので、その方も希望の光を何か灯せれば」と、胸の内を口にしていた。

 なお、イベント内では今年5月17日にBlu-ray&DVDの発売日もアナウンス。特報・本予告とオーディオコメンタリなどが入るといい、Blu-ray初回限定版には舞台あいさつ映像やロングPV、TVスポットの収録とともに、キャラクターデザイン・西屋太志氏の描き下ろし特製ケースやスペシャルブックレットも付くとしている。

 【作品情報】
 <イントロダクション>
 「このマンガがすごい!2015」(宝島社刊)オトコ編第1位、第19回「手塚治虫文化賞」新生賞受賞!まっすぐに「いま」と向き合う少年少女の姿を等身大に描き、全世代から共感と感動を呼んだ名作、大今良時の漫画「聲の形」。 このベストセラーコミックが、日本アカデミー賞 優秀賞を獲得した『映画 けいおん!』(11年)など、多くの作品を輩出し続けている京都アニメーションによりアニメーション映画化された。

 <あらすじ>
 ガキ大将だった小学6年生の石田将也は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
 「いい奴ぶってんじゃねーよ。」自分の想いを伝えられないふたりはすれ違い、分かり合えないまま、ある日硝子は転校してしまう。

 やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
 あの日以来、伝えたい想いを内に抱えていた将也は硝子のもとを訪れる。
 「俺と西宮、友達になれるかな?」
 再会したふたりは、今まで距離を置いていた同級生たちに会いに行く。
 止まっていた時間が少しずつ動きだし、ふたりの世界は変わっていったように見えたが――。

 <キャスト&スタッフ>
 キャスト:石田将也:入野自由/西宮硝子:早見沙織/西宮結絃:悠木碧/永束友宏:小野賢章/植野直花:金子有希/佐原みよこ:石川由依/川井みき役:潘めぐみ/真柴智:豊永利行/石田将也(小学生):松岡茉優
 原作:「聲の形」大今良時(講談社コミックス刊)
 監督:山田尚子 脚本:吉田玲子 キャラクターデザイン:西屋太志
 美術監督:篠原睦雄 色彩設計:石田奈央美  設定:秋竹斉一 撮影監督:髙尾一也
 音響監督:鶴岡陽太 音楽:牛尾憲輔 主題歌:aiko「恋をしたのは」 
 音楽制作:ポニーキャニオン  アニメーション制作:京都アニメーション 
 製作:映画聲の形製作委員会(京都アニメーション/ポニーキャニオン/ABCアニメーション/クオラス/松竹/講談社) 配給:松竹

 公式サイト: http://koenokatachi-movie.com  
 公式Twitter: @koenokatachi_M
 コピーライト: ©大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会 

 【Blu-ray&DVD情報】
 発売日:2017年5月17日(水)
 本編129分

 ■Blu-ray 初回限定版(BD本編ディスク+BD特典ディスク):8,000円+税
 ■Blu-ray 通常版(本編ディスク1枚組):5,200円+税
 ■DVD(本編ディスク1枚組):3,800円+税

 発売元:京都アニメーション・映画聲の形製作委員会
 販売元:ポニーキャニオン

 【Blu-ray初回限定版特典】
 ・キャラクターデザイン西屋太志描き下ろし特製ケース
 ・スペシャルブックレット

 【Blu-ray初回限定版映像特典】
 ・映画『聲の形』公開記念特番 ~映画『聲の形』ができるまで~ ロングバージョン
 ・舞台挨拶映像
 ・ロングPV
 ・TV-SPOT 1/TV-SPOT 2

 【Blu-ray共通音声特典】
 ・DTS Headphone:X
 ・オーディオコメンタリー

 【Blu-ray/DVD共通特典】
 ・日本語字幕
 ・特報/本予告

 ※商品仕様は予告無く変更になる場合がございます。
 ※DTS Headphone:X(略称:DTS HP:X)はサラウンド音声技術で、5.1chなどのサラウンド音声を通常のステレオヘッドホン、イヤホン上で再現できる技術です。ステレオヘッドホンであればどのような機器にでも対応できます。最大11.1chまで対応可能で、専用のヘッドホンやホームシアターサラウンドシステムがなくても、手軽に映画館で鑑賞しているような臨場感を味わえるシステムです。

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