TVアニメ『ブレイブウィッチーズ』オープニング・テーマ『アシタノツバサ』（日本コロムビア）発売を記念したCD購入者限定イベント夜の部が11日、東京・千代田区の科学技術館サイエンスホールで開かれ歌手・石田燿子、ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン役の高森奈津美、エディータ・ロスマン役の五十嵐裕美、ヴァルトルート・クルピンスキー役の石田嘉代、グンドュラ・ラル役の佐藤利奈が登場した。
2008年と10年の2期にわたって放送され人気を博したTVアニメ『ストライクウィッチーズ』。本作はその1期と2期の間の時代の間を描いた作品となっている。
時間になると白いドレス姿で石田が登場。観客全員が総立ちになるなか早速、『アシタノツバサ』の歌唱から。透明感と伸びのある声で場内いっぱいに優しい歌声を響かせ、観客も合いの手を入れて一緒に盛り上がる。1曲歌い終えた後、軽くMCを挟んで、自身がウィッチーズ愛を詰め込んで作詞し、大好きな曲という『ソラノイロ』を熱唱した。
続けてはキャストが4人登壇し『第二回ブレイブミーティング』と題したトークショーへ。そこではまず『私が選ぶブレイブウィッチーズの見どころの件』という4人それぞれの、現在まで放送された9話までのうちの好きなシーンを本人の解説付きで上映。それぞれ思い入れのある話をしていたが、五十嵐はなぜか自分が選んだ第二候補の映像が流れるというハプニングがあったため、2シーンについて解説するという一幕も。
続いては、観客から事前にメールで質問を募集しそれに答える『ブレイブクエスチョン！？』コーナーでは、どのキャラと一緒に旅行してみたいという話や一緒に歌うならという話題。ほかにも、キャスト自身が好きなお酒の話などを語るレアなものが飛び出した。
後半は再び石田燿子によるライブコーナーへ。アコースティックバージョンで『STRIKE WITCHS2～笑顔の魔法～』、『Connect Link』、『アシタノツバサ』の3曲をいつもとは違ったしっとりした感じで歌い上げる。とくに『アシタノツバサ』では、観客の手拍子も入るなど、石田燿子とキャストが一体となってステージを作り上げる様子も見られた。
高森はイベントを通して、「きょうは初めての組み合わせで、出てくるメンバーが違うと話す内容も違って無限大なんだなって」と感じ入った様子や、五十嵐は「石田燿子さんの素敵なライブを楽屋で聴かせて頂いて白い衣装が神々しくて素敵なアコースティックライブでした！」と、ライブパートの感想を。そこに石田嘉代は、「“W石田”が実現できたのが本当に嬉しい」と、笑みを見せる。
ちなみに、石田嘉代はクルピンスキーと同じ身長に、五十嵐はロスマンに身長を合わせて来たそうで、2人が並び立ってハグする姿も見せ、石田嘉代は、「これができたのが私の大収穫です！」と、満面の笑みを浮かべていた。
ラストは『Little Wing』を全員で歌唱することとなり、キャストはキャラクターとして歌唱となったが、佐藤だけオンエアがまだなことから、佐藤利奈自身として歌うことになったり、“W石田”が背中合わせで熱唱したりと、まさにこの場でしか見られない光景が広がり、熱気あふれるうちに終演を迎えていた。
■夜の部セットリスト
M1：アシタノツバサ
M2：ソラノイロ
M3：STRIKE WITCHS2～笑顔の魔法～（Acoustic＿Band Ver）
M4：Connect Link（Acoustic＿Band Ver）
M5：アシタノツバサ（Acoustic＿Band Ver）
M6：Private Wing
アンコール：Little Wing
■昼の部セットリスト
M1：アシタノツバサ
M2：ソラノイロ
M3：STRIKE WITCHS～わたしにできること～（Acoustic＿Band Ver）
M4：約束の空へ～私のいた場所～（Acoustic＿Band Ver）
M5：アシタノツバサ（Acoustic＿Band Ver）
M6：Private Wing
アンコール：Little Wing
