“岡山の奇跡”として人気の女優・桜井日奈子（19）が18日、東京・渋谷のハチ公前広場で行われた「秋の全国交通安全運動 渋谷交通安全セレモニー」に、警視庁渋谷署の一日警察署長として出席した。
同セレモニーは、21日から始まる全国交通安全運動に先駆け、「子供と高齢者の交通事故防止」を呼びかけることを目的として行われた。
桜井は、10月8日よりスタートする連続ドラマ『ラストコップ』（日本テレビ系、土曜午後9時）に、交通課の女性警察官役で出演することから、一日警察署長を務めることとなった。
昨年、地元岡山での一日警察署長に続き2度目の経験だったが、「ドキドキして朝の5時に目が覚めちゃいました」と、かなり緊張していたという。渋谷の大勢の人を見てさらに緊張が増したのか、式の最中は、大きな瞳をクリクリさせながら、視線が定まらず、表情も硬かった。
委嘱式の後、交通安全宣言を行ったが、宣言書を署員に渡し忘れたまま降壇しようとして、慌てて戻る一幕もあるなど、初々しさが光った。
トークショーに移ると、ようやく、表情が和らぎ、広場に集まった大勢のファンの「日奈子ちゃ～ん」の呼びかけにも、笑顔で手を振る余裕も。最後に、桜井が「ながらスマホはやめましょうね」と呼びかけると、沿道に詰めかけた多くの男性ファンが「は～い」と、返事をすると、はにかんだキュートな笑顔がこぼれた。
制服に身を包んだ桜井は、「身が引き締まる思いです。１年前にも岡山で一日署長をして、『ラストコップ』でも女性警察官役なので、制服に縁があるんだなと思った。岡山の時よりもたくさんの方が集まってくれてうれしい」と、感慨深げだった。
報道陣から「悪い人を見かけたら」と問われると、桜井は「ダメだよって言います。ちゃんと更生の道に（導けるよう）頑張ります」と、笑顔で宣言した。
桜井は14年の岡山美少女・美人コンテストでグランプリを獲得し、その美少女ぶりから、「岡山の奇跡」といわれ、一躍人気に。
