三重県伊賀市出身で今年1月末に“みえの国観光大使”に就任したアイドルユニット『でんぱ組.inc』の“ねむきゅん”夢眠ねむ（年齢非公開）が20日、東京・日本橋にある三重県アンテナショップ『三重テラス』で行われた「みえ食旅パスポート」発給開始記念プレス発表会に出席。鈴木英敬三重県知事と「三重に食べに来てほしいオススメの“みえ食”（案）」をテーマに、スペシャルトークを行った。
今年5月の伊勢志摩サミットで、知名度アップとなった三重県。サミットのメディアセンターで出された156メニューのうち152メニューで三重県の食材が使われるなど、各国首脳やメディアの舌を魅了した。この97.4％という驚異的な数字をたたき出した三重県の豊富な「食」をキーワードに、さらなる三重県の魅力をアピールし、観光客増につなげるべく、「みえ食旅パスポート」の発給を2016年6月30日～2019年3月31日まで実施する。
1）県内に630軒以上の「食」に関係する「みえ旅おもてなし施設」で、食事、買い物、宿泊などの際にパスポートを見せると、プレゼントや割引等の「おもてなしサービス」が受けられる。
2）三重県内5エリア（北勢、中南勢、伊勢志摩、伊賀、東紀州）＋県外（東京、大阪、名古屋）の「みえ旅案内所」（105施設）でパスポートをGET！案内所ごとにオリジナルスタンプを押印するスタンプラリーが楽しめる。
3）「みえ旅案内所」のスタンプを集めて、三重の食や旅に関するステキなプレゼントが当たる抽選に応募できる。しかも、集めたスタンプの数・巡ったエリアの数が多いと、応募できるステージがランクアップする！
詳細HP：https://www.kankomie.or.jp/miesyokutabi/
同パスポートについて、「女の子はスタンプを集めるの好きなので、メンバーとかに見せて一緒にやりたい」と、観光大使らしくメンバーを巻き込んで、コンプリートする気満々！
三重県のおススメ食には、「松阪牛も有名ですが、私は伊賀出身なので伊賀牛」を挙げる。「とっても脂身がやさしくて美味しいんです。母にお願いして送ってもらっています。誕生日にはステーキを丁寧に作ってもらって送ってもらっています。いつもはコマなんですが、それも肉うどんにするとすごくいいお出汁が出るんですよ」と、笑顔を弾けさせた。
鈴木知事が「伊勢海老も有名だけど、今の季節、実は三重の“はも”がめっちゃおいしい」と、地元民ならではの話を振ると、ねむきゅんも、「いいですね～、夏ですね！うちは実家が魚屋なので、この季節になると三重のはもが食べたくなるんですよ～」と、楽しそうに呼応。
オススメのスポットは、「三重県と言えばお伊勢さん（伊勢神宮）。おかげ横丁がめちゃめちゃ好き」だとか。さらに、まだ行ったことがないという熊野古道には、「ウオーキングができるらしいので、大好きな松尾芭蕉さんのコスプレをして歩きたいな」と、イメージを膨らませていた。
そして、10月末には「夢眠ねむデザイン『みえ食旅パスポート』」が期間限定で配布される。「三重県のおいしい食べ物を伊勢うどんの器にたくさん詰め込んだイラストを描かせていただきました。ぜひ手に入れていただきたい」と、アピール。
発給時期は、10月25日から来年1月9日まで三重県総合博物館（MieMu）で開催される企画展『The NINJA－忍者ってナンジャ!?－』の期間中に、「三重県総合博物館（MieMu）」（津市）「伊賀流忍者博物館」（伊賀市）「赤目四十八滝」（名張市）のいずれかに入場した方に数量限定（最大でも１万部を予定）で発給される。
さらに、三重県伊賀市の日本酒の蔵元・若戎酒造に続き、伊賀焼窯元の長谷園（ながたにえん）とコラボレーション。ねむきゅん本人がデザインしたビヤグラス2個と小皿のセット。ねむきゅんが、「三重テラスさんで売っていただけたらいいなぁ・・・」と、知事の顔色を窺うと、「売っていいなら売りますよ！」と、鈴木英敬三重県知事が快諾。急きょ、9月から東京・日本橋三重県アンテナショップ『三重テラス』で販売することが決定した。なお、販売数・価格は調整中。
また、7月14日に誕生日を迎えたばかりのねむきゅんに、鈴木知事からサプライズのバースデーケーキが贈呈された。
