19日に東京・台場、臨海副都心エリアに開業予定の商業施設『ダイバーシティ東京プラザ』内覧会が開かれ、その7階にある『ガンダムフロント東京』内覧会が行われた。
1979年に放送され、その後、若者に爆発的人気を呼び社会現象を起こしたアニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの世界観を体感できる施設がオープン。内部は無料エリアと有料エリアに分かれているが、どちらでも臨場感を持った体感ができる。
無料ゾーンでは、ストライクフリーダムガンダムの1/1サイズ胸像や、『機動戦士ガンダム』最終回でアムロが搭乗していたボロボロに傷ついたコアファイターの原寸大模型、『機動戦士ガンダム』のアニメ制作で使用されたレイアウトなど、ファンは見ていて思わず名ゼリフをつぶきたくなるような演出が満載。
有料ゾーンの巨大ドーム『DOME-G(映像体験ゾーン)』では、入り口に歴代ガンダムのモノクロ絵が描かれ、『宇宙(そら)へ?』というキャッチが目につき、気分は一気に宇宙世紀に飛んだような気分に。天球全体は直径16メートル、6台のプロジェクターと13台のスピーカーが設置された特設され、シャア・アズナブル役・池田秀一のナビゲートで放映がスタート。過去のガンダムシリーズの名シーンや効果音などの映像、さらには巨大コロニーの接近というほかでは体験できない“宇宙”の感覚が楽しめる。
それだけに留まらず、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のアクシズ落とし直前のνガンダムに乗ったアムロとサザビーに搭乗したシャアの宿命の対決など、360度フルに戦場がCGと音楽で描かれ、ガンダムを知らない人でも、そのド迫力に見入ってしまうこと間違いなし。“逆シャア”では『TM NETWORK』として主題歌を歌った作曲家・小室哲哉(53)の新作音楽も途中挿入されるなど、世界観に広がりも見せていた。
さらに、『ダイバーシティ東京プラザ』2階には、『ガンダムカフェ』もオープン。ここでしか手に入らないオリジナルメニューが豊富で、『黒い三連星ソーダ』『ガンプラ焼き シャアザク 赤いハンバーグ』『ビームチュロス』など、興味をそそられるものも。おみやげには『人形焼 ジオン ver.』『ビームサーベル傘』など、ユニークな商品が多くファン垂涎のアイテムが並んでいる。
それと、忘れてはならないのが、2009年夏にお台場で公開され52日間で415万人以上の動員を誇った実物大ガンダム立像『RG1/1 RX-78-2 ガンダム Ver.GFT』の展示だ。以前より、足首、ひざ、ひじの関節部分に円形パーツを追加するという『マグネットコーティング』をほどこしたもので、一定の時間が来ると56ヶ所の発光ギミックと全身14ヶ所のミスト噴射、アニメで実際に使用された音楽に合わせた顔部分の駆動など、さらにやるようになったガンダムが楽しめる。
『ダイバーシティ東京プラザ』と『ガンダムフロント東京』はともに19日からグランドオープン!
■ガンダムフロント東京 施設概要
住所:東京都江東区青海1-1-10
面積:約2050平方メートル
入場チケット(事前予約):一般・大学生・高校生 1000円、中学生・小学生800円(ともに税込)
入場チケット(当日券):一般・大学生・高校生 1200円、中学生・小学生1000円(ともに税込)