ロッキング・オンが主催するアマチュア・アーティストのコンテスト『RO69JACK』が今年も開催されている。優勝者には、国営ひたち海浜公園で開催される『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015』に出演する権利が与えられるこのオーディションには、数多の若手バンドが応募している。そんな中、エレクトリックなポップサウンドで魅せる「LuCy-Lu」は、厳しい審査をくぐり抜け、現在2次審査を突破した実力派バンドだ。
そんな彼の彼らのサウンドが堪能できる楽曲『シアワセ (2015 mix)』が現在、話題の音楽サービス「Frekul（フリクル）」のサイトで期間限定で無料配信されている。
エレクトロな四つ打ちから、鮮やかに残響感を残す涼やかなギターが冴える『シアワセ』。アグレッシブで強いドラムが入ると楽曲は一気に熱を加速し、その真ん中で、凛と立った村上かりんの歌声が響く。電子的な冷たさと、感情的な演奏が入り混じるサウンドは、聴く者を不思議な感覚にさせる。
2013年にドラムスの山下航生を中心に結成された「LuCy-Lu」。“楽曲は一から自分たちの手で作る”ことにこだわる彼らは、2014年に完全自主製作によるファーストシングル「demo♯2」を発売、都内を中心に精力的にライブ活動をしている。
「エレクトロポップな感じの中でここまで歌がしっかり乗っかっていたバンドは他になかったです。隙がない。この隙のない感じ、まさにチャーリーズエンジェル」（下北沢モナレコードレーベルのコメントより引用）－－まさに隙のない3人組である。（津田 聖治）
【LuCy-Lu】
山下航生（Dr.）村上かりん（Key./Vo.）小林ヒロト（Gt.）で2013年に結成されたスリーピースバンド。温かさや冷たさが調和するような、エレクトリックでポップなサウンドが特徴。都内各地のライブハウスにて活動中。
