『劇団EXILE』の青柳翔（30）、人気ダンス＆パフォーマンスグループ『EXILE』のAKIRA（33）、『EXILE』＆『三代目 J Soul Brothers』の小林直己（30）が3日、東京・目黒雅叙園で『ご縁の国しまね』プロモーション プレス発表会に出席した。
『JAPAN PRIDE』というテーマを掲げ、日本の誇りを未来へ、そして、世界に誇れる日本の本物をエンタテインメントを通じて人々に伝えるというプロジェクト。島根県の伝統製鋼である「たたら吹き」を題材に、『EXILE』リーダー・HIROが初プロデュースをする映画『たたら侍』（監督：錦織良成）をきっかけに、島根にある“本物をプロモーション”するということで立ち上がった。
発表会で、映画『たたら侍』に出演する3人が本プロモーションのイメージキャラクターを務めることが明かされ、プロモーションビデオ、ポスターもお披露目となり、AKIRAは「精いっぱいプロモーションを務めさせていただきますのでよろしくお願いします」と、気合を入れた。
なぜ、島根とEXILEが？という声も聞こえそうだが、この日同席していた溝口善兵衛島根県知事は、『たたら侍』でもメガホンを取る錦織監督が青柳が主演した映画『渾身』の撮影をきっかけに、HIROがそれを観て、隠岐のファンになったということが縁になったそうで溝口知事も「われわれも不思議なご縁だと思っております」と、コメント。ちなみに、『EXILE』は、石見神楽の大蛇退治をモチーフにしたパフォーマンスをでも取り入れ話題にもなった。
青柳は自身の人生の転換点になったという前作を通して、いまだに現地の方とメールをする仲だそうだが、「自然が豊かで住んでいる人も大切にしていて自然と共存している。映画のときも、温かい人たちが迎えてくれた」と、島根の魅力をさっそくPR。AKIRAも「日本の故郷のような場所。『たたら吹き』のような技術を次の世代に伝えていくというのがありますけど、僕達EXILEも先輩方から伝えられ、次へ伝えたいと思っている」と、共通点を。
小林に至っては、「たたら吹き」を見学して「作業前に炎の神様にお祈りしたり、向き合う姿勢に、緊張感があって背筋が伸びる思いがありました。そこから作られる玉鋼は、3日3晩寝ずに作りますが、鉄で冷たいはずなんですが、触った時に温かさを感じ、熱い思いみたいなのを感じることができた」と感激したそうで、「それでいろいろ出雲の歴史とか知りたくなって…」と、そのまま出雲一人旅にまで出たそうだ。
最期に溝口知事は、「HIROさんは本物とおっしゃってて、本物をお感じになって、みなさんのお言葉で島根を伝えて頂ければ」と、アピールすると、青柳は「『たたら侍』はHIROさんが初プロデュースされる作品なので、責任重大ですが、前作を超えられるように、先輩のAKIRAさん直己さんのお力をお借りしていいものに仕上げたい」と決意表明し、「これからいろいろ始まりますが、盛り上げられるように頑張りたい」。
AKIRAは、「島根の温かさで温かさを感じてもらいたい。島根の本物をしっかりお伝えできるよう日々精進していきます」と言えば、『たたら侍』が映画初出演となる小林は、「映画に挑戦してみたかったので、一生懸命挑戦したい。島根のPRを通して日本というものを1つでもみなさんに知ってもらえたら」と、メッセージを寄せていた。
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