女優・平愛梨（30）、おのののか（23）、俳優・桐山漣（30）、最所美咲（34）、小林颯（9）が2日、東京・新宿バルト9で映画『呪怨 －ザ・ファイナル－』（監督：落合正幸／配給：ショウゲート）完成披露試写会を落合監督とともに開いた。
1999年に誕生し、あまりの怖さに発禁寸前となった伝説のホラービデオ『呪怨』。ハリウッドリメイクもされ世界中を恐怖のドン底へと叩き込んだ『呪怨』シリーズ最新作にして最終章『呪怨 －ザ・ファイナル－』がいよいよ公開間近となった。アジア11ヶ国での上映が決定しメキシコ・ロシアなども問い合わせが来るという始まる前から反響が高い作品となっている。本作では失踪してしまった妹・結衣（佐々木希）を探す姉・麻衣（平）の周辺で起こる不可解な恐怖の出来事が描かれる。
ブルーのドレス姿で登壇した平。実は極度の怖がりでホラー映画も観たことがなかったそうで、本作の話が来た時も、「ウソウソ！私はできないよ～っていう不安の方が大きかった。周りも知ってるから『本当に撮れたのか？』って聞かれたりして。まだ心配しているくらい」というそうだが、「連絡がない身内とか、『あの呪怨を愛梨がやるの！？』って喜んでくれたので、喜んでもらえたことが嬉しかった」と、そんな周囲の興奮の声が出演を後押ししたようだった。
撮影中のことへ平は、「（最所演じる）佐伯伽椰子さんと（小林演じる）俊雄くんは演技と分かっているんですけど、うますぎたんでしょうか、本物の幽霊に見えてきて、私は過呼吸になるくらい手が震えて、貧血になって、横になってて。とにかく不思議現象が多くて」と、恐怖のあまり大変だったのだとか。
そのまま興奮して、あらすじを熱く語りだしネタバレしかけてしまったため、落合監督からは「あんまりしゃべっちゃわないでね」と、クギを刺し場内を笑いを誘うこともあったが、「平さんは現場で僕達が視えなかったものが視えていると思います」と、肝が冷えそうな意味深な発言もしていた。
また、作品にかけて人生最後の日に食べたいものを聞かれると、平は、「私は白いご飯が大好きで、ふりかけをかけて食べるのがいいですね。死ぬ前に綺麗なお米のままサラーっと、静かに死にたい」と、お米愛を語っていた。
ほかにも、劇場内サプライズで登壇者の後ろにあったパネルから最所と小林が突き破って飛び出してくるということがあったり、場内が10秒近く暗転すると、観客全員が俊雄のお面をしていたりと、怖がりの平は、何度も恐怖の表情を浮かべ、ドッキリは成功になっていた。
映画『呪怨 －ザ・ファイナル－』は6月20日より全国公開！
