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船越英一郎&藤岡弘、バラエティ出演へのこだわりとは?リーアム・ニーソンに勇気もらう

船越英一郎&藤岡弘、バラエティ出演へのこだわりとは?リーアム・ニーソンに勇気もらう
藤岡弘、と船越英一郎がリーアム・ニーソンを熱弁!

 俳優・船越英一郎(54)と藤岡弘、(69)が12日、東京・西新橋のワーナー・ブラザース映画 試写室で映画『ラン・オールナイト』(監督:ジャウム・コレット=セラ/配給:ワーナー・ブラザース映画)公開直前イベントに登場した。

 リーアム・ニーソン(62)主演のアクション・サスペンス作品。自分の息子・マイクを守るためマフィアのボス・ショーン(エド・ハリス)の息子を殺してしまった元殺し屋の主人公・ジミー(ニーソン)が陥った極限状態が描かれる。実はショーンとジミーは30年来の親友だが、それぞれ追い、追われる立場となり、友情と復讐の間でジレンマが生まれるのも見どころの1つだ。

 2人はそれぞれアクションとサスペンスを語る上で欠かせないということからゲストとして呼び込まれたが、実は2人ともニーソンの作品はすべて網羅しているというほどの大ファンで、この日も劇中のニーソンに合わせた革ジャンで登場。

 そんな2人なだけに、身振り手振りを交えて作品への熱弁をふるい、試写室内の気温もグングン上昇!汗だくになりながら、藤岡が「パーフェクトですね!」といえば、船越も「ガンアクション、カーアクション、肉弾戦あり。それと同じくらい人間ドラマも描かれている。濃いですよ、この人間ドラマ!」と、前のめりで話す。

藤岡弘、アクションは「チームワークしっかりしてないと死人出る」
熱弁を振るう藤岡

 では、アクション俳優としての目線で観た時はどうかというと、藤岡は、「本物のアクション俳優がそろっている。ニーソンの魅力を出せるようにしている。チームワークも素晴らしい。私はスタントマンなしでやってきたから感じているけれど、チームワークがしっかりしていないと死人が出る。そうでなくても必ず何かアクシデントが起こる。すべてが本物」と、ケチのつけようがないそう。

 ガンアクションについても、何十万発と銃を撃ってきたという藤岡は、「映画を観ていると何発玉が入っているんだとなるけど、この作品では、ちゃんと装填する。それも意識的じゃなくてさり気なくて、銃弾を入れている間に危ないとなったらそこでやめている」と、そちらも認めていた。

藤岡弘、アクションは「チームワークしっかりしてないと死人出る」
船越英一郎

 なおニーソンは本作撮影時に62歳という年齢だったそうだが、藤岡は勇気をもらったといい、船越も、「僕らもまだまだ頑張らなきゃと思いましたよ。そういう応援歌になっていますね」と、激励されたような気分になったそうだ。

 なお同日は2人にとって久々の再会だったそう。船越は藤岡が『仮面ライダー』で本郷猛を男らしく演じているものを観て育った世代だそうで、「子供のころは(藤岡は)ヒーローで、本郷猛のファンでしたから、初めての共演のときは足が震えるくらい緊張した。私は藤岡さんのフィルモグラフィーを追いかけてきたようなもの」との告白もあり、これに藤岡もにこやかに応じる一幕も。

 また、報道陣からは、2人は俳優としてだけでなく、バラエティにも出演しているということの意義を尋ねると、藤岡は、「存在をしっかりと知っておいてもらわないと、用意ができていても、いざとなったときに、見捨てられていたら仕方ないから。時が来るまでコツコツ努力する。いろんなものから吸収しておかないと。時代から見放されていくといけない、時代と一緒に走っていないといけないと思う。知ってるだけじゃただの頭でっかちじゃないですか。体験して実践して、自分の中で消化していかないと。人生は冒険かもしれないね。完全にバラエティに行く?それはないね」と、客観的にもとらえているようで、船越も、「時代や世代を超えた方たちに自分の映画やドラマを観ていただきたいという思いも込めて、仕事をさせて頂いているというのもありますね。もちろんバラエティも全力投球ですよ!」と、どちらもプロフェッショナルとしての見解を語っていた。

 藤岡から「われわれの世代が観てほしい、男とはどういう使命を背負っているのか、勇気やパワー、意義、使命、責任を考えさせられる。観て男としての生き様を考えてほしい!」と言えば、船越も、「いい年をした2人が汗だくになるくらい話せる映画。世代、性別を超えてという思いになれる」と、最初から最後まで全力で熱弁を振るっていた映画『ラン・オールナイト』は16日より全国公開!

藤岡弘、アクションは「チームワークしっかりしてないと死人出る」

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